2019年10月18日金曜日

EC-Slimスタンダードキットを使ったLokSound5の取り付け

EC-Slimは、多くの日本型Nゲージ車両に合うよう設計しています。本日は、リクエストをいただいた「シートパーツとモーターの間にプリント基板があるタイプ」の搭載例となります。KATOのみならず、TOMIX車両の改造にも役立ていただければと思います。




 まず分解します。床下パーツを外すとこのようになっています。DCCフレンドリ対応でないため、モーターの両側にEM13アダプタを付けるスペースがありません。

 次に、イスのパーツを外します。中の基板はLEDの配線とモータの固定も兼ねた構造になっています。ちなみに私はテールライトの照度を上げるために、チップLEDをウエイトの先端に移設するなどの加工を実施しています。そこがずれないようにテープを貼って作業しています。
 先頭のLED部分を残して、基板を取り去ります。ニッパーでずばっと切断しています。

 ExpBoard EC-Slimを当ててみて、おおよその位置を決めておきます。

集電板(赤、黒)、モーター(オレンジ、グレー)、ライトユニット(白、黄色)をそれぞれ配線します。ケーブルはこの後取り回しするので、細めで柔らかいものを選ぶほうがよいでしょう。

 ここから、ちょっと作業が細かくなります。パーツの穴(今回はライト消灯スイッチのスリット)にケーブルを通します。この時にイスの下でケーブルが絡んで厚くならないように注意します。

 少しずつずりさげて、イスのパーツを取り付けます。このように元の基板のスペースをつかって配線をとりだすので、ケーブルのはんだ付けは小さく薄く仕上げておくことが重要要です。

 次に、スピーカーボックスを製作します。1mm厚プラバンをスピーカーと同じ大きさ15mm弱×11mm程度にカット、四編に1mm□プラ棒(タミヤ製品)を接着します。なお、スピーカーは事前にボディに嵌るように若干外周をヤスる必要があるかもしれません。(なお、今回のスピーカーは海外通販で購入したものですが、LokSound5micro付属のスピーカーももちろん利用できます。その時のスピーカボックスは全体で2mm厚になるように調整が必要です。

 接着が乾いたら整形し、スピーカーとの合いを確認します。問題なえれば、スピーカーの両面テープもしくは接着剤て固定します。

 そして、EC-Slimと車両側の配線を繋げます。赤、黒、オレンジ、グレーは基板の印刷に合わせてください。
 また、ライト配線(白、黄色)は写真の通り、基板端のライト用パッドにはんだ付けします。詳細は、以前の組み立て記事も参考にしてください。

 また、イスのパーツを5mmほどカッターで切断し、その位置にスピーカーを納めます。なお、今回はなるべく加工が少ない方法を選びましたが、音質重視の場合には車体のイスを削って真ん中に載せるほうがよい場合もあるかと思います。
 
また、スピーカーがガラスパーツの厚み部分に当たりますので、これを外しました。(このガラスを外す前に側面のガラス、その前にライトユニットなどを取り外す必要があります。すべて組木細工のようになってますので、丁寧に、また外したパーツを紛失しないように作業してください)


サウンドデコーダーとスピーカーはこのように、屋根の下と連結面側に収まっています。

 ExpBoardの室内灯LED6個のうち1つはデコーダに光をさえぎられてしまうのですが、こんな感じでそれほど目立たないと思います。

 なお、この車両の音源はもちろんオープンサウンドデータ(旧型国電タイプ)です。その様子はtwitterで見ていただければ幸いです。また、EC-Slimの詳細や頒布方法についてはDesktopStationさんのWiki にまとめています。