2020年3月23日月曜日

フライシュマン Re450/S-Bahn DCCサウンド加工

本日は、海外鉄道模型・欧州型のDCC化のご紹介です。こちらのスイスの車両です。なお、EC-Slimは利用していません。


S-Bahn(近郊電車)用の2階建て客車と専用機関車です。この機関車側の加工を中心に説明します。
※なお、こちらの制御車の方は、なんと標準でDCCデコーダが搭載されていました。うれしい誤算でした。

 ボディをはずします。2階建て客車と高さをあわせるので屋根が高いですが、動力ユニットはフライシュマンの標準的構造なので屋根裏に若干隙間があります。また連結面側にスペースがあるのでここにスピーカーを置きます。基板の金色部分は屋根の碍子を使った回転スイッチ(架線集電切り替え用)になりますが、ボディ側の接点バネもカットしておきます。


まずは、このようにLocksoundを載せて、ボディを嵌めて屋根にぶつからないか確認しました。

 基板を固定している2か所のネジを外して基板を外し、連結面側を短くカットします。

 デコーダ(NEXR18コネクタ)を受けるアダプタは Locksound5-microの付属品を使います。フレキシブル基板延長部はカッターでカットし、基板裏側のパッドに必要な配線を半田付けします。(この写真ではレールおよびモータ接続部だけ追加した状態です、茶色の配線は元からついていたスピーカー配線です)

 まずは、ケーブルは切らずに、長めのまま配線してみます。配線はNEM651コネクタ以外につなげますが、NEM651に取り付けてあったアナログ運転アダプタを必ず外してください。(デコーダを壊す可能性がありますので)。

 非サウンドデコーダを使って配線の異常がないかを確認したあと、Loksoundに付け替えてサウンドまでチェックします。

 ボディに収まるように配線を短くしてから、非サウンドデコーダで走行テストを行います。

 走行確認後、Loksoundに付け替えて、位置決めします。スピーカーはいつものタカチケース加工品を、後ろ側(連結面側)に載せます。

試走した後に、ESUのホームページからRe 450のサウンドをダウンロードし書き込みました。ファイル名が「90422-LSV4.0-Elok-HAG-Re450-V3-R3」でしたので、HAGの製品と同じ音なのでしょうね。 なお、今回スピーカーの音を抜くためのボディ加工は何もしていませんが、音量も十分で満足です。


ぜひ、広いところで同じ2階建てのRe460・IC2000編成や少し古めのRbe540とすれ違い運転させたいですね!また、客車の室内灯点灯も実現したいところです。

2020年3月17日火曜日

KATO 103系 DCCサウンド搭載

本日は、KATO 103系のDCC化についてご説明します。

まずは先頭車(クハ103)からご説明します。
手持ちは旧製品なので、製品は電球照明です。実は、この車両は導光材が短くLED化しにくいのです。そこで、あえて電球のままEC-Slimで点灯化することにしました。

電球の場合は両極性回路は使わずに、このように配線してください。電球のコモンに"DC+"を使います。なお、R1,Q1は取り付けしなくてよいです(でも、取り付けてあっても問題ありません)

クハ103を分解し、ねじを緩めてライトユニットを外します。

今回は、EC-Slimの外側にデコーダをおけないので、内側取り付けを行います。デコーダに重なる部分のLEDを、配線で延して準備します。 

 さきほどのLEDの先を基板のLEDパッドにはんだ付けします。

1cm厚のジグで平行になるように集電板を曲げます。

 基板の根元も板に当ててまげてこのような形にします。また、デコーダ(今回はLaisDCC製品)をLEDと基板の間に取り付けます。

さて電球ユニットですが、上側に配線を延ばしたいので、集電ピンとダイオードの素子部分をカットして根元のリードに配線します。

 基板の裏側は一部配線を追加しておきます。

ライト ホルダーに戻して上部に穴を開けて配線を通します。
 
 ライトユニットを元に戻します。

EC-Slimを取り付けた後に、さきほどの回路図になるように結線します。青はDC+、白と黄色はヘッドライトとテールライトですが、もう一両の車両は逆向きに乗るので、白と黄色の線を入れ替えておきます。

ボディをかぶせる前に点灯試験をします。ちなみに室内灯はJP3に1.5kΩを付けて暗めにしています。

 ボディをかぶせて先頭車は完成です。

残りも帯板を半田付けしたEC-Slimを準備します。
 中間車はこんな感じです。

 M車だけは集電板のロック穴を使いたかったので、先ほどの帯板を外しました。標準集電板(もしくはTカンパニー製品)を背向かいにはんだづけして使います。


モーター端子にケーブルを半田付けします。また、集電板の間に絶縁テープ(ポリイミドテープ)を挟んで、絶縁します。デコーダが壊れないように、必ずテスターで絶縁されていることを確認してください。
 集電板を室内灯の場所に差し込み、帯板のEC-SlimのTrk1,Trak2にはんだ付けします。

モーター配線をEC-Slimの穴に通してからMT1,MT2端子にはんだ付けします。

さてスピーカーですが、今回はタカチのグレーケース(SW-15S)を使いました。 半分くらいの高さまで詰めた後にスピーカーと合わせます。


 
 今回は近くに窓があるので、縦向きに取り付けます。

 ボディをかぶせるとこのようになります。車体もメカイスも淡い色なので黒よりグレーのほうが外から見て目立ちませんね!

 室内灯をつけるとこのようになります。Loksoundに113系(近郊型)オープンサウンドを書き込み、改造は完了です。