2019年10月27日日曜日

TOMIX 185系のDCCサウンド加工

先日に続き、TOMIX車両のサウンド化です。今回はラディさんとの共同作業です。モータ周りの作業手順は先日の455系と同じですので、前回との違いの部分を中心にご説明です。
 まずは、全体像から、

 おっ、ボディがなくても背景があるとテンションあがりますね。
このように、オリジナルの集電ばねの部分にデコーダを挟み込み、反対側にスピーカーを設置する構成です。

 

集電部の構造は455系と同様室内灯のコイルばねは使わずはんだ付けで集電板を立ち上げて、デコーダの上を通してTrk1,Trk2にはんだ付けする方法です。このようにすることでデコーダでLEDが隠れることを回避しています。集電ばねは高さ10mmで曲げましたが、ちょっと高かったようで高さを少し下げました。9mm位で曲げた方がよいようです。また、デコーダを外向き取り付けにしましたので、JP1を半田付けしておきます。


スピーカーは反対側につけますが、今回はエンクロージャを黒に塗りました。

TOMIXの動力ユイットは車端まで高さがありますので、スピーカーは平置きにしています。配線をSPK1,SPK2にはんだ付けしますが、EC-Slimの導電部がスピーカーの端子や金属部に触れぬようテープで絶縁しておいたようがよいでしょう。
 

 こちらが完成状態です。室内照明も客室内をほぼ均等に照らしています。もちろん、音源はオープンサウンドデータで、東京駅で聞こえるあの音を忠実に再現しています。サウンドデコーダ(Loksound5)は正直少し高価ですが、この音をきけば納得できると思いますよ。

最後に宣伝で恐縮ですが、今回で使ったEX-Slimスタンダードセットはこちらで頒布しております。
KATO DCCフレンドリー車ならこちらのイージーセットで、モーター周りの改造をより簡単にできます。
また、EC-Slim全体の説明はこちらです。

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