2020年7月29日水曜日

KATO DF200 DCCサウンド加工の検討

EC-タイプFをレリースしてから、同じ基板形状である電気機関車(KATO旧タイプ)につかえないかのご質問をいくつかいただきましたので、一番屋根が高く有利なDF200(電気機関車ではないですが)で確認しました。

車両はこちらです。

早速、ボディを外します。たしかにタイプFが使えるキハ30と基板外形は同じです。ただ、ヘッドライト用LEDが基板の下側についていますので、この極性違いを考慮しないと正常にライトが点灯しません。

そして、EC-タイプFとloksound5を取り付けます。この形状はばっちりですね。

ボディを装着します。でも、デコーダがつかえるせいか、ボディが嵌められません。少しならボディ裏を削ることも考えますが、1mm位浮き上がるようでこのままではダメだと思います。

それもそのはず、ボディ中央にはラジエター部が下に出っ張っている様です。

そこで、デコーダの位置をずらしてボディの裏においてみます。そうするとライト用パーツとラジエター部の間にちょうとはまります。ボディを正常にもどすことができたので、この位置で固定するようなExpBoardがあれば搭載できそうです。またラジエターの反対側にスピーカーを設置できそうです。

結論としては、「専用基板を設計すればダイキャスト加工なして搭載できる可能性が高い」といったところでしょうか。今後、オープンサウンドデータの動向を見ながらいつ設計するか考えていきたいと思います。



2020年7月25日土曜日

【新ExpBoard】KATO C58 DCCサウンド加工完成

引き続き、日本型SLのDCCサウンド加工を続けています。

本日は、KATO C58になります。オープンサウンドデータは少し前にレリースされておりましたが、なかなか手をつけられませんでした。

これまでのC57用C59とはだいぶ構造も異なるので、3種類目のSL専用ExpBoardを設計しました。

これ以外に、スピーカーユニット(15mm✖️11mm)、プラ板エンクロージャ、Loksound5 Microを準備します。

C58の分解は、詳しい方のブログ(例えば蒸気の神様)を参照願います。

今回、スピーカーユニットはaliexpressで購入したものを使います。端子が短辺側についているものでスピーカー横置きのときに配線しやすいものを選びました。

エンクロージャの枠をカットして、透明ゴム系接着剤で貼り付けます。

さらに隙間から空気がもれないようにカプトンテープを巻き付けます。

テンダー台車からの集電版をプラスチックパーツから丁寧に外してください。

配線を一度外して、ハンダゴテで整えます。

折ってある部分をニッパでカットします。

ExpBoardの裏にバネが平行になるようにはんだ付けします。

再びモーターへの配線をつけなおして完成です。

 まずは、ExpBoardをテンダーに入れ込んでみます。なお、ExpBoardとテンダー外枠の間には石炭が表現された内枠パーツがはいるので寸法的に余裕を作っています。


配線を通すところはこんな感じです。

 モーターをつないでレールに乗せて、まずは試しのデコーダで動くか確認します。

 問題なければ、スピーカーを乗せて配線しデコーダをLoksoundに差し替えます。


 これでTrk1,Trk2の配線につないで、サウンドが鳴るかを確認します。

ちょっと音が小さめでした。床が塞がっているのでドリルで開口したら改善しました。

石炭パーツの裏に鉛のウエイトをデコーダを避ける様に取り付けます。ちなみにこのパーツとデコーダ合わせて15グラム、元の重りが16グラムでしたのでほぼ同じ重さです。
 ふたたび、テンダーに基板を入れます。集電板と配線が絡まない様にします。

裏からみて、集電版が床に軽く当たっていることを確認します。ここが集電効率に大きく影響します。

 エンジン側を分解し、モーターを一度外します。

モーターのブラシを外します。バネの紛失に気をつけてください。

ブラシのキャップ部分にモーター配線をはんだ付けします。

モーターにブラシを戻して動作を確認します。

車体にセットします。

今回は電球のままDCC化します。電球の足にFT-からの配線をはんだ付けします。

 はんだ付けした部分を収縮チューブの内側に、もう片方をチューブの外に出して電球を固定します。

こちらで完成です。試走して完成かと思ったのですが・・・FWDとBAKが逆でした。どこかで基板の設計を間違えた様です。走行の様子はいつものtwitterでどうそ!

追記:
FWDとBAKが逆なのは、SL-C58の1ピンの位置が180°逆だったことがわかりました。FWDとBAKを合わせるには CV29の「BIT0を1」にしてください。

2020年7月18日土曜日

KATO D51 DCCサウンド加工

本日は、先日オープンサウンドデータが公開されたましたのでD51 のDCCサウンド加工を行います。

選んだのは 498号機です。

テンダーを外して分解します。

498号機はこの様に石炭は前半分ですが、その後にタンクがあるようで盛り上がっています。

 C57の改造と同様、ダイキャストを加工します。

 前後の部分をカットします。他の面と面一になっていないと、デコーダが入りきらない場合があります。

 また、ウエイトの下のパーツでデコーダ、スピーカーとあたる部分をカットします。

パーツを組み立てます。

この車種には、SL-C57/D51用をお勧めしますが、SL-C59/C62をとりつけることもできますので、ちょっと当ててみます。SL-C59/C62の方が加工は楽ですが、エンクロージャの体積はSL-C57/D51用より少なくなります。

前半分にスピーカーとプラ板エンクロージャを入れます。ExpBoardとLoksound5 Microをこの様に組み合わせます。

 ExpBardをスピーカーの上に載せます。

後は配線するだけです、おの後の工程はC59の搭載事例を参考にしてください。

さて、今回はC57/D51用の加工に話を戻します。このようにエンクロージャはプラ板ではなく、タカチ SW-15Bを利用します。

さきどの加工に加え、この後ろ部分をカットします(C57加工時と同様です)。

  テンダーに合わせて低くしたエンクロージャを準備し、これらをテンダーに取り付けます。

 スピーカーをおさめます。SL-C57/D51ではデコーダを上にて、ExpBoardと組み合わせます。

試しにテンダーに収めるとこんな感じです。

さきほどの後ろ面に入れた切り込みにExpBoardがのる感じになります。

ひっくり返してケーブルの通す場所を確認しておきます。

 まずはスピーカー端子にはんだ付けします。

ExpBoardのはんだ付けを始めます。今回はテールライトを使ってみます。コネクタ脇のパッドに1.5kΩ(1608サイズ)をはんだ付けして、ケーブルで延ばします。

 また、裏側のTrack信号に製品に付属している細い線(洋白線)をはんだ付けします。

 その先端にLEDを取り付けます。「R」のシルクがある方がマイナス側(アノード)、チップ抵抗のほうがプラス側(アノード側)になります。

 スピーカーのケーブルをはんだ付けします。

モーターの配線を伸ばします。

テンダー上面をとりつけますが、その時にテールライトLEDが短くしたライトパイプの先端に来る様にします。

 テンダーを組み上げて、アドレス3で後ろ側ヘッドライトを点灯させます。ちょっとまぶしいので再び分解です。

コネクタ脇の抵抗を外すのも面倒なので、LEDと配線の間に3.9kΩを追加しましました。基板上の1.5Ωと合わせて6.4kΩになります。試しに点灯してほどほどになったのでもう一度組み立てて完成です。

 さて、エンジン側の改造に進みます。上回りは上に持ち上げるだけで外れるのですが、力をかけたところに傷をつけたり、外した勢いでパーツが飛ばない様に注意してください。

 サイドステップを横に外して、フライホイールを外します。この時にモーターの前側をすこし持ち上げる必要があります。

SL用デコーダは、先端の裏側をカッターで削りヘッドライト基板の場所に差し込める様にします。どうも元の基板は0.4mmのようでデコーダ基板の方が厚めです。

レールに置いて、デコーダーが正常に機能することを確認します。 元々オレンジのライトパイプが付いていましたが、電球色を装着したデーコーダだと色が濃すぎるので外したままにすることにしました。

フライホイールを戻し、モータ配線についた金具を外しテンダーからの配線につなぎます。はんだ付け部の先端に、収縮チューブ(事前にはんだごてで細めたもの)をはめて絶縁にします(C59同様テープで絶縁してもよいかと思います)。

絶縁チューブを金具の位置に戻します。このときに絶縁がきちんとなされていることを確認してください。

ボディを戻して完成、試走します。動画は、twitterでどうぞ。