本日はこちら、KATOのロングセラー 500系新幹線のDCCサウンド化を行います。
今回は、新たなExpBorad、EC-typeC(コンパクトタイプ)を使ってDCCサウンドデコーダ(Loksound5 MICRO)を搭載します。
EC-typeCは簡単にいうと、EXP-NANO2のNEXT18版です。KATO室内灯ユニットをこのExpBoradに置き換えて、DCCデコーダを下側にぶら下げます。もちろん、今回のLocksound5 MICRO以外に、SmileSoundDecoder-MINIやSmileDecoder4808にも対応可能です。今回は使いませんが、トマランコンデンサ用の部品(抵抗、ダイオード)も準備済みです。
動力ユニットはこのグリーン車です。2023年現在、500系はDCCフレンドリではありません。モーターはより大型のGM-5モーターで、室内側からモーター配線を取り出します。
モーター端子と車体集電板の間にカプトンテープを挟み、固定パーツを戻します。からなずテスターできちんと絶縁されていることを確認してください。
デコーダーへの給電はKATO室内灯ユニット用の集電板を使います。EC-typeCをはんだ付けするために先端を内側に水平になるように90°曲げておきます。
EC-typeCを薄めに仕上げる場合は、定規のようなメモリ位置でカットし、そのカット面に合わせて室内灯LEDを取り付けます。今回は車体の設計に合わせて1mmの位置でカットしました。カットした後に、電球色LEDを基板端にはんだ付けします。また、電流制限抵抗(R2,R3は並列)は1.5kΩを使いました。
さきほどのモーター配線をM+,M-に繋げ、テスト用デコーダを使って走行を確認します。写真を撮り忘れましたが、デコーダーの下の造形はカットする必要がありました。
テストデコーダをLokSound5 Microに差し替えます。
スピーカーは反対側、ESUデコーダーに添付されたスピーカーとエンクロージャを使います。低い方の枠をイスに接着します。集電板が近くにありますので、内側から木工ボンドを流し込むようにして隙間を埋めながら付けました。
ライトパイプの固定爪があると上側に配線を通せないので、カットしておきます。ライトパイプの上面で反対側のEC-typeCに配線し、スピーカーを枠にボンドで接着します。
配線を、EC-typeCのS+,S-のパッドにはんだ付けします。この状態で、サウンド書き込みとテストを行いました。
車体の屋根を外して、スピーカーを逃げる穴を開けました。
車体をはめて、ぶつかりがないか確認します。
室内灯の光具合も確認、ほぼすべての客室窓に光が廻っています。
屋根裏には集電改良および牽引力確保のために鉛のウエイトを追加いました。86g=>93gと約1割増強です。
屋根の間のウエイトを挟んで戻し、これでM車は完成です。
なお、M車以外に2両グリーン車がありますので、こちらの室内灯も同じ電球色LEDを使った自作基板に置き換えました。(もちろん、KATO純正品でもOKです)
残りは先頭車です。連結面のボデイと下回りの間にギターピックを差し込んで溝をひろげます。ピックの先端が溝から外れると傷になる可能性があるので慎重に行います。
製品のヘッドライトユニットを取り出します。今回は以前開発したPetitDecoder-KOを使います。アドレス500をパソコンで書き込んだ後コネクタ部をカットし、LEDと集電端子をはんだ付けします。なお、ヘッドライトのLEDは電球色、光を拡散するタイプ(レンズが乳白色)のものを選びました。
交換した状態です。
仮にボディを乗せて、明るく光ることを確認します。たしかに明るくはなりましたが、ライトカバーからLEDの発光素子が直接見えるので、横から見ると眩しいですね。
テールライトも確認すると、やはりヘッドライトの方に光漏れがあるようです。
テールライトの赤いライトパイプには遮光テープを貼りました。また、ヘッドライトLEDの上面半分にもテープを貼り付けて眩しく光るのを遮りました。この後、KATO標準室内灯を組み込んで、元に戻します。
これで、光漏れも改善しました。
試走をして問題なければ完成です!