最近は道床に電磁石を内蔵した電動ポイントが一般的ですが、スローアクションにこだわると以外と手頃な製品が見つからないようでしたので、開発に着手しました。
現在の試作品のパーツはこちらです。メカ部分の多くはいつもどおりプリント基板で構成しています。
回路図はこちらです。
減速ギア付きモーターでマイクロスイッチを押すまでレバーAを動かします。極性を反転させることで反対側に動きます。また、PECOのElectrofrogやレールギャップの切り替えに対応できるよう、リレー2個で独立した2回路の接点を取り出せるようにしています。
組み立て方法を説明します。まず、マイクロスイッチをネジで取り付け、端子からプリント基板に配線をつなげます。
その後、電気部品(端子台、リレー2個、LED2個、ダイオード6個、抵抗4個)をはんだ付けします。
次にレバーのバネを加工します。
バネ線を取り付け部の近くに当てて直角に曲げます。
15mm先に折り返しをつけて、レバーAにはんだ付けします。レバーBはこのレバーAのバネを通して動かすことで、ポイントのフログをレールに押し付けます。
レバーAとレバーBをM2ネジで裏側からねじ止めします。スライドしやすいように、ネジ頭とレバーB、レバーAと本体基板の間にはワッシャーを噛ませます。なお、レバーAとレバーB間にはほどよい摩擦抵抗を残したいので、ワッシャーは入れません。
レバーを取り付けた後スムーズに動くことを確認します。次に、レバーAにM4ナットを入れた3Dパーツをねじ止めします。
モーターの配線を基板から引き出します。
端子にアナログパワーパックを繋いでモーターをゆっくり回し、3Dパーツの中のナットに減速ギアモーターのネジを差し込んでいきます。
減速モーターの周囲にピンソケットをはんだ付けします。このピンソケットはモーターの固定用と電気配線用で同じ部品を使えるようにしています。
再度動作を確認した後らピンソケットにピンヘッダーを差し込み、最後のプリント基板を載せてはんだ付けし、完成です。
早速、動かしてみます。動作方向に動き切ったらLEDが点灯し、リレーが切り替わります。
裏側には目盛があり、どの位置かを確認できます。レバーAは10mm、レバーBが6mm動く設計にしています。