2026年3月22日日曜日

KATO Ge6/6レーティッシュ・クロコダイルのDCCサウンド搭載加工

年末に発売されたRhBクロコダイルにDCCサウンドを搭載します。


ホビーセンターKATOから、DCCサウンドモデルの発売も予定されていますが、今回は自分で改造することにしました。


早速分解します。ボディをはずしたあと、左右のボンネット部分を取り外します。


ボディを広げて外し、屋根も外しておきます。


実車の機械室部分にはグレーのフレームが乗っていますが、これを外してDCCデコーダとスピーカユニットのスペースを確保します。


また、ボンネット・動輪側も分解しておきます。


ESUのCCフレンドリ車両に取り付けるEM13互換品(No. 58731 LokSound 5 micro DCC KATO)を当ててみます。製品で使われていたウエイトも搭載でききそうです。


ボディ内部にあててみました。スピーカー周りは多少カットが必要です。もう一回り小さいスピーカーなら改造が減りますが、音量重視で14mm x 9mサイズを選定しました。


鉄コレタトラ用につくったエンクロージャを組み合わせます。周囲を整えた後、スピーカーに接着します。


デコーダの仕様は上記のとおり、こちらを下面に取り付けます。
 

 配線のイメージをまとめました。ExpBoardはつかわずに、各部に直接配線します。


まずは、スピーカー配線(茶色)とライト配線(FWD側白色、REV側黄色)を取り出します。デコーダ基板内側の出っ張りを削り、製品のウエイトを中央にはめます。なお、ウエイト断面は軟鉄そのもので錆びやすいので、錆止めとしてグンゼのプライマを筆塗りしています。


スピーカーを半田付け、ダイキャストフレームが当たる可能性があるので、絶縁テープを貼り付けておきます。


モーターに繋がった接続基板を外し、新たに短い配線を半田付けします。
 
 なお、基板上には部品(温度ヒューズ)が乗っていますが3Ωくらい抵抗があるので、バイパスしています。


モーター配線をデコーダ裏の端子に半田付けします。邪魔にならぬよう短めに仕上げています。


薄緑の内装パーツを通した後、接続基板からの配線をデコーダ上面に半田付けします。

ボンネット・動輪部を繋げて走行とサンプルサウンドをチェック、問題なければESU Prigrammerを使って、サウンドライブラリからダウンロードできるGe6/6 Iのデータを書き込みします。


ヘッドライトユニットは、下側タプの細くなっている部分をカット、またこのままではライトが明るすぎるので1.5kΩチップ抵抗にとりかえます。なお、ライトはCV値の変更でさらに暗くすることも可能です。

ライト配線をプリント基板に半田付けします。


ライト配線を溝にそって嵌めながらボンネットを戻します。


車端ライトパーツやボンネットを取り付けます。

スピーカーの位置を整えてから、屋根を取り付けます。エンクロージャがボディに当たる場合は、デザインナイフでカットします。また、この例は屋根の爪をカットしていますので、一部接着剤を使っています。


屋根を取り付けし、製品の付属品であるハンドレールとブレーキ配管を取り付けて完成です。


試走したら、停車時からの発車がラビットスタートでしたので、CCV52を 15->8に変更して完成です。


2026年3月14日土曜日

TOMIX C61にDCCサウンドを搭載する

TOMIXC58用(SLT-C58)を使ったTOMIX C61のDCCサウンド搭載のご紹介です。月刊トレイン2026年3月号に、サウンドトラゲージさんから「ABC of DCC 第21回 トミックスNゲージC58へのDCCサウンドデコーダ搭載」を掲載いただきましたので、ぜひ参考にしてください。また、こちらにもC58搭載時の記事がございます。

こちらは完成後の写真です。エンジン・テンダー間に3本配線が追加されるだけの違いで外観はほとんどわりません。

改造作業は、テンダーから先に行います。

C61の台車間の距離を合わせられるように基板も専用フレームも共用になっています。なお、スピーカーは DB Unlimited SM150808-8(DesktopStation取扱品)、エンクロージャは以前入手したESUキューブスピーカー用の部品を転用しています。

専用フレームは、このように裏側のランナー部分をカットします。3D印刷なので、割らないように注意してください。


今回は、3Dパーツのここが当たるので、ニッパでカットしておきます。(※頒布品は改良済みで加工は不要です)

スピーカとエンクロジャを差し込むとこんな感じで少し浮きます。


テンダーの中にいれてみて確認、ほぼ同じ1mm天板の出っ張りを縮めればよいようです。


テンダー天井にエンクロージャを落とし込むようにカットします。やはり、超音波カッターが便利ですね。薄刃を使うとよいでしょう。


また、重油タンクの裏に鉛板を重ねてウエイトにします。なるべく重くしたいので、タングステン粘土を使うてもあるようです。

次に、フレームと上側のスペースを確認します。これで水平になりました。


続けて、ExpBoardの加工です。ExpBotadに添付されている真鍮板を5mm長さに調整したあと、ラジオペンチなどで丸めます。

それをプリント基板外側のパッドに半田付けします。このフレームをつけた状態でテンダーに差し込みます。

このように、テンダードロバー受けに無理なく入ることを確認します。


基板を取り出し、コネクタ側に指定の薄型高分子コンデンサとテールライト部品(R1=4.7kΩとサイドビューLEDを空中配線)で追加しました。調整が難しくなるのでテールライト点灯は省略する手もあります。なおR2は、AUX1を使って副灯を点灯させる時に使えるのですが、今回は未使用です。


スピーカーからは配線を伸ばしますが、半田付け部が尖らないにように注意します。


配線をS+/S-に接続します。また、R+,R-にはC61テンダーパーツから取り出した集電板を半田付けします。また、モーター配線(黒)、ヘッドライト配線(茶色)も必要な長さでつなげておきます。

このように、横から見て1mmくらい下側に曲げておきます。

フレームをテンダーに収納します。テールライトLEDの配線がショートしないようウエイトに絶縁テープを貼ります。


台車をはめて軽く集電板が当たっていることを確認します。問題なければ、インチ子ねじ(バインド)で台車を止めます。穴を接着剤で狭めて2mmネジを使う手もあるかと思います。また、ドローバーが軽く動くことを確認してください。


レールに乗せてサウンドやテールライトが機能することを確認します。仮配線でモーターやライト機能を確認しておくと安心かもしれません。


続けて、エンジン側の加工にはいります。まず、配管に注意しながらキャブを真上に引き上げ外します。


火室の裏側から爪楊枝を差し込み、エンジンボディを上に抜きます。この辺りはKATO旧製品に似た構造です。


モーターも一度、台ごと外します。


モーター台から端子につながる金具を抜き取ります。


ヘッドライト基板も外して、加工します。


手前のバネ端子を半田ごてを使って抜き取ります。


テンダーから引き出した黒い配線をウエイトの間を通してモーター端子に配線します。


ライト配線(茶色)の長さを調整し、ヘッドライ基板の金具を外した端子に半田付けします。

 
ボイラーを戻し、走行とヘッドライト点灯を確認します。

最後にテンダーの補重を行い、石炭パーツやエンジン側キャブを戻します。


汽笛は、こんな感じです。このあと走行調整を行い完成です。