2021年5月3日月曜日

KATO EF210-300のDCC加工

 本日は、「きんたろう」に続き「ももたろう」のDCCデコーダ搭載のご紹介です。(サウンドではありません)


先月、線路脇を歩いていたらこれが通って「最近は桃太郎もイラストか・・・」と思っていたらちょうどKATOから発売になり、金太郎一人じゃさびしいかと目に留まりましたので調達してきました。

そして今回のもう一つの目的、Tsuruiさん開発中のデコーダーの試作品を搭載していきます。


早速分解です。この車両はまだGM5モーターなのですね。貨物は牽引力がほしいのでこの動力ユニットは重さもあって嬉しいですね。これと互換性があるK3057RAをいただいていましたので、これを取り付けていきます。

プリント基板を外します。よく見ると、モーターの端子は集電版と独立しているタイプのようで、モーターのタブを差し替える必要がなくなっていますね。

早速デコーダを取り付けます。この状態で走行を確認しましたが、一発で動作しました。

ボディを戻してみると、ちょっと浮き上がります。電子部品が屋根に当たっているようです。

電子部品が屋根に当たる場所をマスキングテープでマークします。

その場所を超音波カッター(エコーテック製 ZO-30)で取り去ることにしました。

このように簡単にくり抜くことができます。ドリルやその他の方法ですと切削粉がでますまが、このカッターだとゴミはでませんので扱いが楽です。ただ、切りすぎてしまわないよう特に注意が必要です。

超音波カッターの断面は熱で多少膨らみますのでそこをカッターで落としてから、デコーダを装着します。やはり、基板とボディの隙間がほとんどなかったのですね。

LEDは好みのものを車両に合わせて半田付けします。私は以前購入していた草心デジタルの4008電球色サイドビューLEDを使います。

基板端面に、浮きあがらないようにはんだ付けします。浮き上がっているとボディを押してしまいますので、

再度車両に取り付けるとこんな感じです。

ボディを戻して、ライト点灯も確認します。

走行はbackEMF機能つきとのことで、低速も安定しています。停車時のライトは暗く、走り出すときに明るくなるのもいいですね!

また、TsuruiさんからはKATO 新型機関車用も試作品をゆずっていただきましたので、こちらも試していきたいです。ちなみに手前からTsuruiさんの新製品K3066RA、DN163K4a(Digitrax)、台湾drm製品です。













2021年4月24日土曜日

京急新1000形のDCCサウンド加工(3)

さて、今回はT車のDCC加工のご紹介です。

先頭車のボディを外すとこんな感じです。

ライトユニットをボディから外します。集電バネが下に飛び出て、床下集電版に接触する仕組みです。

ライトユニットを分解して、この集電バネを外して、被覆電線で延長しておきます。

EC-Slimの耳たぶはカットせずに、コネクタの脇のパッド(RAIL+/RAIL-)に半田付けします。今回は、TOMIXの集電ばね JS0090を使いました。

EC-SlimにはLED1-6や抵抗R2,R3、両極性回路の部品(Q1やR1)も今回は利用します。さきほどのライトユニットの配線をEC-Slimのライト用バッドに半田付けします。そのときに、ライトユニットの先端を、天井との隙間に入れるので先端3mmをニッパでカットしておきます。

先ほど半田付けしたバネの間にLAIS-DCCを装着して、天井裏に嵌め込みます。幅寸法がぴったりだったので接着などの固定は不要でした。耳たぶを切断しなくても、うまく収まりました。


ヘッドライトと室内灯の点灯を確認して完成です。


このEC-Slimの取り付けより、行き先シールの貼り付けが私には苦痛でした。なお、デコーダーにはAUX1などの端子もありますので、急行表示灯などをオンオフさせることも可能でしょう。

のこりの中間車5両にも、アナログ組み立てを行ったEC-Slimを装着します。バネの取り付けは先頭車と同様です。


ようやく、これで完成です。走行動画をどうぞ!










2021年4月20日火曜日

京急新1000形のDCCサウンド加工(2)

 さて、京急新1000系DCCサウンド加工の続きです。

まずスピーカーの位置を考えます。今回は車端部の床が低くなっているのでここにスピーカーを立てることにしました。

MP3デコーダに付属のエンクロージャー(タカチ製 SW-15B)を車端のスペースに収まるよう、およそ半分の高さになるようにカッターでカットした後ペーパーで整えます。

エンクロージャとスピーカーユニットをゴムボンドで貼り付け、配線を半田付けします。


電解コンデンサ(470uF)にも同様に配線を延ばします。

スピーカーユニットと電解コンデンサ、さらみ電源コネクタも追加した姿がこちらです。配線はnagodenさんの説明書を参考にしてください。また、電解コンデンサは極性に注意してください。

今回は、コネクタで動力ユニット側配線と繋ぎます。この状態でサウンドや走行をテストしておきます。ちなみに今回使ったコネクタは1.27mmピッチのもので、FSS-71034-02 PRS-710223-02(廣杉計器などで調達)となります。

その後、天井裏にデコーダをはめこんで木工ボンドで軽く固定し、乾いた後に配線を整えます。


これでM車の完成です。車端スピーカーの黒いエンクロージャや配線ケーブルがちょっと見えていますが、あまり気にしません。この後先頭車のDCC搭載とT車の室内灯装備を行います。








2021年4月18日日曜日

京急新1000形のDCCサウンド加工(1)

 今回は、NagodenさんのMP3デコーダをグリーンマックス新1000系に取り付けます。以前手持ちの2100系を加工したときに、「同じシーメンスサウンドでも2100系と新1000系では違うのよ〜」とフォロワーさんから聞き新1000系を探したのですが在庫見つからず、今回晴れて再販品を購入できたので(ちょっと高いですが・・・)、加工を始めます。

実はグリーンマックスの完成品買うの初めてです。またコアレスモーターに進化したとのことで、今日は動力ユニットの改造を中心に説明します。

まず、NagodenさんのMP3デコーダーのご紹介です。今回使うのは、TRAIRO EC-Slim互換形状のSE(SlimEdition)を使います。中身はこんな感じです。

本体にUSBコネクタがついていて、マイクロUSBケーブルで繋ぐと外部ドライブにみえる仕組みです。ここにファンクションキーで鳴らす音をコピーすれば良いのです。これまでは別売マイクロSDカードでコピーしていたのですが、SEではフラッシュメモリ搭載済みでマイクロSDカード不要です。

このドライブの中に、"01"という名前のフォルダを作り警笛として"002京急.MP3"をコピーします。音源は、今回オープンサウンドデータの一部から拝借しました。詳しくは、nagodenさんのホームページを参照してください。

手持ちのスピーカーとモーターを仮配線してサウンド機能確認を行いました。電解コンデンサをつけないとCV値の書き換えができませんので、走行音は後でチェックします。

グリーンマックスの車両は、TOMIX幅狭室内灯のサイズですので、基板の耳たぶ部分を切り落としておきます。

さて、今回のM車はこちらです。

MP3デコーダでは先ほど説明した通り、外付けコンデンサが必要です。しかし、デコーダーに含まれる1000uFの電解コンデンサはNゲージでは収納に苦労します。そこで手前の470uFを別途購入して使うことにしました。(写真では2個写っていますが、今回は一つで問題なく動作します)

どのように配置するか検討します。最終的にはこの写真から基板を逆向きにしています。

車両両端の黒パーツ、モーター上部の室内パーツ、台車を外します。ここから先の作業では、他の方の分解記事が大変参考になりました。

このあたりの構造は、他メーカーと少し違っていますね。この黒いパーツは床下パーツと一緒に下から差し込まれています。片側4箇所の爪でぶら下がっていますのでウエイトに引っ掛けてある部分を爪楊枝で外しながら抜きます。

このようにモーターと集電板が付いてきます。この集電パーツで台車からモーター端子に通電しています。

集電板をはずし、モーターにつながるタブをニッパで切り取ります。

切り取った端子に、ケーブルを半田付けします。ここはちょっと細かい作業です。

同時に、集電板の方にもデコーダに給電するための配線を半田付けします。場所は、TOMIX室内灯用の穴が空いた位置です。

モーター端子を元の場所に装着し、ケーブルをウエイトの穴に通します。

ここまでくると、なんとかゴールが見えてきます。

床パーツに0.8φの穴を2つ開けます。

モーターからの配線と集電板からの配線をパーツに通します。

床上パーツを戻して一段落です。パーツの向きが逆だったりして何度か組み直しています。

さきほど試したMP3デコーダと比較するとこんな感じです。これから先は、今週じっくり取り組む予定です。