2026年9月22日火曜日

EF81のDCCサウンド搭載加工

 今回は、KATO EF81(品番3066-E )のDCCサウンド加工です。

2026年2月発売の最新動力ですので、DesctipStation製 SmileSound K3066 Sugar Rabbit をそのまま装着できます。

SmileSoundでは、スピーカー以外にトマランコンデンサを収納せねばなりません。ボディを外すと低い方のモニターの中に必要十分なスペースがありそうです。

スピーカーをどこに置くかの検討です。EF71では台車間にスピーカーを設置していますが、フォロワーさんが銀色の屋根上モニターの中に搭載していましたのでそれと同じ方法をとります。スピーカーは、PUI AUDIO製 AS01208MS-SP12-WP-Rです。スピーカーが小さく発熱の問題がおきたようですので、今回は2個使いにしてみます。


 搭載前にEF81の音源を書き込みます。K3066は車両搭載前にサウンドファイルを書き込むことが必要です。(搭載後の写真を見れば、書き込みアダプタを分解すればできなくもないようですが、おすすめできません)

 SmileSound K3066にモーターへの端子を付け替え、その隣の部分にカプトンテープを貼ります。今回はボディに当たりそうな場所のみ最小限の貼り付けです。

 取り付けた状態はこちらです。プリント基板のカットなど調整は不要でした。

早速試走させます。ライト点灯も同時に確認します。

屋根を外したボディを嵌めてみて、部品のあたりを確認します。


 電源ICとそのコンデンサ部分だけ少しカットすれば問題なしでした。


 さて、スピーカー搭載加工を始めます。外から見える部分を傷つけないように注意し、超音波カッターでくりぬきます。

 最後はデザインナイフで丁寧に仕上げます。

 

スピーカーは2個直列につなぎました。極性が同じように配線しないと音が相殺されるので注意が必要です。 


 木工ボンドで隙間を埋めるように取り付けます。なるべくエンクロージャの隙間を残すように浮かせています。


 スピーカーの間は薄いプラ小片(歯ブラシのブリスターパック)を接着してます。あとは組立です。

 トマランコンデンサ(キープアライブコンデンサ)は、高さをなるべく低くなるように端子の横だけを使って配線を付します。絶対に極性を間違えないように、色分けしています(青がプラス)。

 トマランコンデンサ(キープアライブコンデンサ)の配線をSmileSound K3066基板の指定の場所にはんだ付け、またスピーカーも仮配線を行い、試走しておきます。

 

 
屋根上モニタを屋根に戻して、ぐらつきなどがないことを確認します。

さらに、屋根上をボディに取り付けます。この状態を見て左側LED周辺だけカプトンテープで絶縁しました。なお、トマランコンデンサ(キープアライブコンデンサ)はショートの原因になる電極を上にしていますので、テープ絶縁はしていません。 

 これで完成です。なお、屋根上引き出し線はパンタ下のプラパーツだったところを含めて、燐青銅線(φ0.4mm)に置き換えました。

 


なお、デコーダの設定は以下の通りにしています。

・速度優先版サウンドファイルを選択 

・CV63(マスターボリューム)  128(デフォルトのまま)

・ CV5 (最高速度)                150 スピードメーターにて最高速度110km/hに調整


 

 

 

 

 

 

 

 





2026年7月11日土曜日

MILANOトラムのDCCサウンド搭載(2)

本日はこちらMILANO トラムの続きです。


先日鉄コレ動力ユニットTM-TR01を搭載しましたが、今日はDCC化・サウンド搭載を始めます。


利用するのはLoksound NANO と EXP-NANO3 とスピーカーになります。


今回は12mm x 8mmの小型スピーカーとエンクロージャを使いました。エンクロージャを目立たないように黒に塗装してからスピーカーユニットを接着します。


TM-TR01の集電板のモータ接触部をカットした後、EXP-NANO3基板に半田付けします。基板の穴2箇所に爪楊枝を差し込んで正確に決めしてください。

モーター配線を取り出します。モーターを一旦外す場合は天地がわかるようにマークを入れたほうが良いでしょう。


トレーラー側台車も一度分解し、集電バネ先端を3mmカットします。


EXP-Boardから伸びる集電がトレーラー台車に届くよう曲げ直し、Locksound NANOを取り付けできるか確認します。


デコーダの表裏にカプトンテープをしっかり貼り付けます。


基板をネジで取り付け、モータ配線、スピーカー配線を繋げて一度走行・サウンドのチェックを行います。


続けてボディの加工です。ヘッドライトを点灯させるので穴を開けておきます。LEDは0603を使い、穴の裏側から黒い接着剤で止めて遮光を兼ねます。


一度窓部分も嵌めてスピーカーをボディに接着しておきます。

動力ユニットを収納し、スピーカー配線とライト配線を集電バネに引っかからないように取り回しします。


一度動作確認をした後、ヘッドライト配線を半田付けします。"V+R"をプラス側(赤い配線)、HL(デコーダヘッドライト配線)をマイナス側となります。プリント基板の抵抗(R1)を10kΩに変えてLEDを直接半田付けしています。

点灯試験をした後、木工ボンドでレンズを表現します。


最終点検を終えたら、屋根をつけて完成です。


今回ボディサイズの関係から12mm x 8mm小型のスピーカーを搭載しましたが、Nゲージとして必要十分な音量・音質ですね。

2026年7月5日日曜日

MILANOトラムのDCCサウンド搭載(1)

イタリア ミラノでは、旧車 1500系が古い街並みを走っていました。国内のお店(ルフトテックさん)で鉄コレのようなNゲージ車両をみたことがるので訪問、 

HOゲージを発売しているA.C.M.E (アクメ)から10年以上前に発売された、今では貴重なモデルのようです。

ミニカーのように透明プラケースに収納され、展示台と簡単な背景が付いています。


1500系の路線の近くの有名なアーケード ガレリアのイラストでした。

さて動力化を考えます。模型の台車は展示専用のものでレールに載りませんが、鉄コレ タトラT3の下回りとほぼ同じサイズですので、動力ユニット TM-TR01を取り付けることにしました。


台車は引っ張れば外れます。ただ、ボディが分解できません。


屋根と床板のボスが鉄の棒(ローレットの抜け防止)で繋がっているようです。引っ張ってもびくともしないので、床板の棒の周りをリューターで削り外しました。


室内パーツが別で床板との間に台車枠をつけるパーツがありました。


超音波カッターとリュータを使って、床板をTM-TR01に合わせて繰り抜きます。ボディに傷をつけないよう注意が必要です。


だいぶ削りましたが、幅や長さが足りません。


動力ユニットの床も削り幅を詰めます。長さ調整部分がグラグラしますがボディに嵌めたあと固定すればよいでしょう。


そしてモーターや台車を戻し、床下パーツはつけずにウエイトだけテープで取り付けます。


ボディを戻して完成、完成です。当初はDCC化もやりたかったのですが、部材が不足していたので次の機会に延期です。

2026年3月22日日曜日

KATO Ge6/6レーティッシュ・クロコダイルのDCCサウンド搭載加工

年末に発売されたRhBクロコダイルにDCCサウンドを搭載します。


ホビーセンターKATOから、DCCサウンドモデルの発売も予定されていますが、今回は自分で改造することにしました。


早速分解します。ボディをはずしたあと、左右のボンネット部分を取り外します。


ボディを広げて外し、屋根も外しておきます。


実車の機械室部分にはグレーのフレームが乗っていますが、これを外してDCCデコーダとスピーカユニットのスペースを確保します。


また、ボンネット・動輪側も分解しておきます。


ESUのCCフレンドリ車両に取り付けるEM13互換品(No. 58731 LokSound 5 micro DCC KATO)を当ててみます。製品で使われていたウエイトも搭載でききそうです。


ボディ内部にあててみました。スピーカー周りは多少カットが必要です。もう一回り小さいスピーカーなら改造が減りますが、音量重視で14mm x 9mサイズを選定しました。


鉄コレタトラ用につくったエンクロージャを組み合わせます。周囲を整えた後、スピーカーに接着します。


デコーダの仕様は上記のとおり、こちらを下面に取り付けます。
 

 配線のイメージをまとめました。ExpBoardはつかわずに、各部に直接配線します。


まずは、スピーカー配線(茶色)とライト配線(FWD側白色、REV側黄色)を取り出します。デコーダ基板内側の出っ張りを削り、製品のウエイトを中央にはめます。なお、ウエイト断面は軟鉄そのもので錆びやすいので、錆止めとしてグンゼのプライマを筆塗りしています。


スピーカーを半田付け、ダイキャストフレームが当たる可能性があるので、絶縁テープを貼り付けておきます。


モーターに繋がった接続基板を外し、新たに短い配線を半田付けします。
 
 なお、基板上には部品(温度ヒューズ)が乗っていますが3Ωくらい抵抗があるので、バイパスしています。


モーター配線をデコーダ裏の端子に半田付けします。邪魔にならぬよう短めに仕上げています。


薄緑の内装パーツを通した後、接続基板からの配線をデコーダ上面に半田付けします。

ボンネット・動輪部を繋げて走行とサンプルサウンドをチェック、問題なければESU Prigrammerを使って、サウンドライブラリからダウンロードできるGe6/6 Iのデータを書き込みします。


ヘッドライトユニットは、下側タプの細くなっている部分をカット、またこのままではライトが明るすぎるので1.5kΩチップ抵抗にとりかえます。なお、ライトはCV値の変更でさらに暗くすることも可能です。

ライト配線をプリント基板に半田付けします。


ライト配線を溝にそって嵌めながらボンネットを戻します。


車端ライトパーツやボンネットを取り付けます。

スピーカーの位置を整えてから、屋根を取り付けます。エンクロージャがボディに当たる場合は、デザインナイフでカットします。また、この例は屋根の爪をカットしていますので、一部接着剤を使っています。


屋根を取り付けし、製品の付属品であるハンドレールとブレーキ配管を取り付けて完成です。


試走したら、停車時からの発車がラビットスタートでしたので、CCV52を 15->8に変更して完成です。