2021年8月29日日曜日

EXP-NANO2を使った583系DCCサウンド加工

 先日はこちらのでご紹介した通り、485系に屋根裏スピーカーを試しましたが、今回は583系(モハ582)に入れてみます。


素直に「LokSound 5 DCC micro direct kato japan」でもよいのですが、今回はあえて新製品 EXP-NANO2とLoksound5 NANOを搭載します。


583系の場合は取り外し可能な寝台パーツがありますので、KATO純正室内灯を利用できることにメリットがります。


ボディを外して構造を見てみます。屋根裏にはたっぷりスペースがありそうですのでスピーカーを入れるに十分だと思います。


まずは、KATOの室内灯クリアを取り付けてみます。


EXP-NANOの裏にはLoksoundが付くのでなるべく、ボディ内側(左側)に寄せてカットする位置を決めます。定規の寸法で、これで簡単に5mmの位置だと分かります。

該当部分をハサミでカットした後、サイドビューLEDを取り付けます。

室内灯取り付け位置に装着してみます。裏側にloksound5 NANOを取り付けるのですが、削らなくて済みそうです。

問題ないことを確認した後に、集電板になる燐青銅板を半田付けします。


室内灯集電板と同様に差し込めるように曲げます。


集電板が長すぎるとモーター近くのダイキャストに接触し、短絡しますので、差し込むのはこの手前くらいにしたほうが良さそうです。


モータへの接続は、DCCフレンドリアダプタを使います。今回は、モーターのみ配線します。

EXP-NANO2をさ差し込んで、モータ配線を仮に繋げます。


この状態で一度、試走を行います。室内灯クリアの導光板もはめて光量もチエックします。


次はスピーカーの搭載です。ボディと屋根を分解します。屋根裏のパーツをカットします。


中央部分にとりつけるので、裏側の刻印を彫刻刀で削って平らにします。


locksoudの付属スピーカーをエンクロージャーは使わずに直接屋根裏に接着します。事前にスピーカー端子を短くカットして半田上げをしてあります。

今回、スピーカー配線はコネクタ接続してメンテナンス性を上げました。


モーター配線も接続して、ボディを被せて完成です。


仕上がりを581系(デコーダは屋根裏でKATO室内灯クリアを搭載)と比較します。まず室内灯の状態ですが、今回のLED NESW008T(秋月電子 I-02134)だと色合いは非常に近いのですが、パッドの形状が手付けには適していませんでした。


サウンドを比較してみます。581系(ノーブランドスピーカー&エンクロージャ)より今回の583系(ESUスピーカー&屋根がエンクロージャ)のほうが、若干音が大きくクリアに感じました。これからも、屋根裏収納で車内をスッキリ改造したいですね。

参考:581系の改造はこちらです。










2021年8月22日日曜日

EC-Slim V3で作る室内灯

 本日は、Ec-Slimの室内灯の組み立て方です。この方法ですと、編成のT車の室内灯をM車のEC-Slimと色調を合わせながらメーカー純正品より安く済ませることができます。


題材は、今回もレーティッシュ鉄道のこちらEW-I です。


まず、EC-Slimに取り付ける部品の紹介です。今回はLED(オフホワイトでしたが実際は電球色に近いもの)とチップ抵抗(1.5kΩ)、小型ダイオードブリッジを使います。小型ダイオードブリッジは期間限定で頒布予定です。



LEDを取り付けていきます。LEDには極性があり、この写真だと右側がカソード(マイナス側)になります。多くの場合は、カソード側のパッド(はんだ付け部分の金属)が大きいと思いますが、絶対ではないので購入時に確認してみてください。

ご注意:今回利用したLEDはパッドが側面にでていませんので、通常のはんだ付けができません。こちらでは、仮半田をのせて2本のはんだごてを使うことで裏面の半田をとかしてつけています。

はんだ付けをした後に、LEDチェッカーをあてて点灯するか確認するとよいでしょう。ちょうどこの写真では一つ不点灯ですが、逆向きに部品を置いていました。

R2とR3に抵抗を取り付けます。


今回は、デコーダなしで常時点灯としますのでGND側にチップ抵抗(1.5kΩ)を取り付けます。明るくする時にはここをハンダでジャンパするといいでしょう。


EC-Slimではここにダイオードブリッジを取り付けます。以前は部品4つでしたが今回から一つになったので時間が短縮できます。

車体は、純正照明板を固定するツメを4箇所ほどカットしておきます。

今回、車両への配線はこちらの集電板を使います。

集電板に短い線をのばしておきます。


車体に差し込みます。

EC-Slimの電源端子に半田付けします。

ボディを戻して点灯状態を確認します。残り7台も同じ加工です。

暗くしてみるとこんな感じです。もともとの室内パーツの色は2等車ラベンダーと1等車茶色でしたが、あまり色合いは変わりません。白色だとよりオリジナルパーツの色合いが再現できるかと思います。


そして新製品の電源車です。


アレグラの時と同様に、EC-Slimをニッパーでコネクタ側1/3をカットします。



R2,R3の取り付け部分がないので、この位置にリード抵抗を半田付けしました。抵抗の数が減るので抵抗値はちょっと大きめの2.7-4.7kΩ程度が良さそうです。このほかダイオードブリッジを半田付けしておきます。


こちらは、いつもの燐青銅板をまげて使いました。


一度取り付けて点灯を確認します。


基板の位置合わせを木工ボンドで行いました。


最後にレストランカーです。分解してカプラーを変更していると室内灯パーツがついていることに気づきました。なんとテーブルスタンドの光源から屋根に導光する仕組みです。

試してみるとそれほど明るく点灯するわけではなさそうです。

完成した感じはこちらです。

全て戻して試走します。今回はアナログ機で牽引していますので、KATOのモーターサウンドになっていますこと、ご了承ください。

2021年8月21日土曜日

EC-Slim V3で485系の屋根裏スピーカーを試す

今回から何回かにわけてEC-slim Ver3についてご紹介しようと思います。 

485系(KATO)についてはこちらにご報告したとおり、すでにEC-Slim(V2基板)でサウンドを搭載していましたが、V3基板のチェックと合わせて屋根裏スピーカーにチャレンジしましたので、ご報告です。


まず、車両はこちらです。すでにEC-Slimを使っています。

中の構造はこちらの通り、ドアの近くにスピーカーとデコーダを並べて置いています。それで、一部の客室窓に光がとどいていません。


そこで今回はEC-slimV3のテストに合わせて屋根裏にスピーカーを移設することにしました。KATOのこのモハ485は集中クーラーなので裏に凹みがあります。ここにスピーカーをいれてしまおうという訳です。


スピーカーはいつもの15mmx11mm、ESUの余っていたエンクロージャをクーラー裏側の形に合わせてカマボコ形にカットします。

エンクロージャの枠とスピーカーをゴム系接着剤で止めた後クーラーの裏に取り付け周囲をいつもの木工ボンドで埋めます。


EC-Slimはこちらです。EC-Slimの室内灯LEDは従来と同じ6つとしました。内装パーツが青なので目立たない黒い配線で繋いでいます。また、今回はヘッドライト関係の部品はつけません。


車両から元のEC-Slimを外してV3に付け替えました。


こんな感じになります。


ボディの裏天井もスピーカーの位置をひろげておきます。


仮組みするとこんなイメージです。


デコーダはスピーカーの分右にずれました。もっと寄せても良かったかもしれません。


屋根を外した状態で、各部が収まるか確認します。


最終組み立てする前はこのような状態です。


全て組み立てて、スピーカーとEC-Slimがきちんと収まっていることを確認します。外から見るとこの通りスピーカーがついていることはわかりません。


最後に室内灯点灯状態を確認します。改造前より右側の客室窓が明るくなりました。また、専用エンクロージャを使った改造前と音量、音質に大きな差はありません。自己満足の世界になりますが、可能な場合は屋根裏スピーカーで進めたいと思います。

参考:KATOの標準室内灯は透明導光パーツの厚みがあるので、この改造方法は困難だと思います。Ec-SlimやテープLEDを使った室内灯を搭載するときのみ、有効かと思います。