2022年4月29日金曜日

キハ181系DCCサウンド加工と板谷峠EF71併結運転

今日は、キハ181系のDCCサウンド搭載です。 今回はなるべく標準的な改造で進めます。


選んだのは、つばさのセットになります。写真にはないですが増結も含めて12両の改造です。


M車には、こちらのLokSound5 Micro(品番58731 DCCフレンドリタイプ)を搭載しますが、絶縁テープの貼り付けが必要です。

詳細はこのDesktopStationさんが作成したページを参照ください。なお、絶縁テープの材質は資料にもある通り、ポリイミド(カプトン)テープが耐滅性も高いのでおすすめです。なお、これと似た外観で「ポリアミド」テープがありますが、耐熱性が高くないので注意が必要です。


車体は、このように室内灯ユニット取り付け部上側の屋根裏をカットしてスピーカーの体積を稼ぎます。

スピーカーはエンクロージャの枠を1つ挟み組み立てます。さらに蓋部分を少し削って低めにします。車体メカ椅子の角もカットして整えます。


一度台車を外してデコーダを取り付けます。


スピーカーをゴム系接着剤で少し斜めに接着します。

接着剤が乾く前にボディを戻してスピーカーの収まり具合を確認します。また、この状態で走行確認とキハ181のオープンサウンドデータの書き込み、アドレスの変更(ロングアドレス181)を行いました。


さて、室内灯ですがLED室内灯クリアーの取り付けスペースにスピーカーがありますので、少し小型化をすることにします。以前設計した互換基板の長さをさらに短くして、室内灯クリアーの部品を移植することで、明るさや色合いをT車と合わせます。


左の写真が今回の小型ユニットです。


このユニットを先に導光材に接着、室内灯集電板に配線して車体に載せます。



スピーカーケーブルを整えてからボディをすべて戻して完成です。


仕上がりはこんな感じです。


次に先頭車です。床下の蓋を開けてKATOのライトユニットFL12を取り付けます。手前車両の向きに取り付けると先頭側になります。

完成したら、M車の速度を、板谷の補機であるEF71(先日DCCサウンド搭載したもの)と速度を合わせます。今回は、CV5=65、CV6=35で最高速度110km/h程度にしました。なお、PI制御の事象調整(一度CV54をゼロに書き換えて通電しF1をオンにする)を実施すると、最大速度も変わると思います。


調整がすみましたら、EF71と繋げて遊びます。もちろん、先頭車はKATOナックルカプラーに付け替えています。駅に到着したキハ181系に補機を連結して発車するまでを説明します。

キハ181系が停車したところに、バックでEF71を近づけます。



連結直前でスピードを落とし連結します。その後でFWDに切り替えた後に「DH/PP」(double Heder/PushPull)ボタンを押します。これで双方のM車を一つのスロットルで運転できます。

ファンクションF2のオンオフでEF71側の警笛を鳴らします。


アドレスを181に変えて、F2をオンオフさせると今度は181系の汽笛の掛け合いができます。

スロットルを上げるとEF71とキハ181のモーターは同期して加速しています。アドレスは181のままでもよいですし71に変えても良いです。このあたりは操作性がよく考えられていて、感心しますね。

2022年4月24日日曜日

EF71&ED78の重連運転調整

 昨日のEF71に続いて重連相手のED78にDCCサウンドデコーダを搭載しようとして分解したら、


すでにサークル「MT40」さんのデコーダを搭載していたことを思い出しました。その時の搭載記事も残していたのに、失念していました。

では早速走行の調整に入ります。今回は赤岩=>板谷=>峠まで山を上る想定(下り列車)基準とします。車両はこの通りEF71、ED78共にジャンパー線側を前にします。


試走したら双方ともデフォルトの状態(CV29)で前進しました。なお、左のED78(MT40さんデコーダ)のヘッドライトがちょっと明るすぎるので、CV112,CV114,CV117を17(照度レベル1)にセットしました。

さらに、EF71の動きにED78を合わせるためにさらにMT40さんのデコーダの設定を行います。CV値の設定は以下のリンクに説明があります。

https://wiki.mt40.info/doku.php?id=mobiledecoder2:docs:cvlist

  • 最高速度    CV5 = 200

      EF71と同様に、最大速度を110km/h(実車のスペックの1割増)に設定します。

      PitIn-PCやPitIn-SMでスケールスピードを測るのが簡単です。

  • 中間速度 CV6 = 100
  • 加速時間 CV3 = 10
  • 減速時間  CV4 = 8
  • 停車時からの起動時間 CV140 = 50

Loksound側(EF81のサウンドデータ)が起動音を鳴らしてから動き始めるので、これに同期させるための遅延時間を指定します。

さて、KATO D101(DCS50K)で重連で走行させてみましょう。

手順としては、

  1. 先頭のEF71(アドレス71)を指定する
  2. 「MU」ボタンを押してED78(アドレス78)と「+ボタン」を押す
  3. 自動的にEF71(アドレス71)の操作に戻る
  4. F0で(EF71のみ)ライトが点灯する、F2でホイッスルを鳴らす。
  5. スロットルを回せば、両方のアドレスに速度指令が入って同時に動き出す
  6. 停止した後にED78(アドレス78)を指定する
  7. 「MU」ボタンを押して「−ボタン」を押して解除される(表示はアドレス71に戻らない)

となります。

自分でもよく忘れるので動画にしました。


この機能は便利だと思うのですが、操作がわかりにくいと思います。アドレス設定が「LOCO」=>アドレス入力=>「LOCO」とちょっと煩雑なこと、また解除する場合は統括相手のアドレスをいちいち指定しないと解除できないこと、そもそも7セグメントの表示がわかりにくく、何を操作しているのか混乱しやすいことが原因だと、思います。

なお、DSair2でも同様の機能がありますが、こちらはさらに機能が上でわかりやすいです。




右下の「DH/PP」を押せば(ボタンが青くなる)、最大4つのアドレスに対して同じスピード指令を出すことができます。また、運転中に解除して、一台だけ個別操作に戻すことも可能です。カプラーが対応できれば、走行中の切り離しも楽しめますね。

2022年4月23日土曜日

EF71のDCCサウンド加工

 本日はこちら、EF71(KATO製)のDCCサウンド加工のご紹介です。


利用するのは、もちろんKATO専用デコーダ(LokSound5 Micro direct kato USA 58741)です。


実は、以前digitraxの非サウンドデコーダ(氷河特急用のDN163k4a)を搭載していました。これをサウンドデコーダに載せ替えていきます。


スピーカーをどこに搭載するか迷いましたが、今回は台車間の機器に埋め込むことにしました。


まず、機器の上側のダイキャストを1mmくらいヤスって立てスピーカーの縦寸法をなるべく確保することにしました。


スピーカーは12mm✖️8mmのもので薄型のエンクロージャを組み合わせます。それを床下機器の内側をくり抜き、差し込みます。


スピーカーとエンクロージャを接着し黒に塗った後、配線を引き出してパーツの間に差し込みます。


スピーカーはこのように縦に収まります。


反対側はこんな感じで、配線をモーターとフライホイールの間を通して基板側に延ばします。


デコーダを取り付けて、まずは走行確認を先に行います。


他の車種同様、屋根を外して屋根裏をカットして基板上の部品が当たるのを避けます。


ヘッドライト周りの一部は屋根裏のリブを削っておくと良いでしょう。


念のため、試走しながらスピーカーに台車が当たらないことを確認しました。


標準カプラーは長すぎるので、ナックルカプラーに交換しました。


サウンドは、EF81用を書き込みました。CV5を200から100に書き換えて最高速度を110km/h付近にしてみました。ED78との重連は後の楽しみにして、単機で旧客を牽かせました。

2022年4月15日金曜日

KATO 201系のDCCサウンド加工

201系のオープンサウンドデータが公開されましたので、早速搭載してみました。


今回の対象はこちらです。私の搭載するのは、もちろん国鉄型です!最初に導入された中央線快速ですね。


加工に使うのはEC-Slinと先頭車用デコーダ(Petit=Decoder)になります。なんどかご紹介しているので、LEDや集電板を取り付けた、この状態からのスタートです。なお、今回室内の椅子が少なく、室内灯の影は出来にくいので6LEDで組み付けています。


まずM車です。フライホイール化される前のGM5モータです。DCCフレンドリではないので、モーターの固定パーツを外した後にモーター端子と集電板の間に絶縁テープを挿入し、モーター端子から配線を延ばします。


ECSlimの集電バネはM車用に若干低めにコの時に曲げます。


EC-Slimの集電板を室内灯金具の替わり荷にさしこい、さきほどのモーター配線をM+,M-につなげておきます。なお、今回スピーカー配線はコネクタで行います。


屋根を取り外し、クーラーの影の部分にスピーカー取り付け用の穴を開けてから、屋根裏側にスピーカーを接着します。ボディの中天井にもスピーカーを避けるための穴を現物合わせで開けておきます。


スピーカー配線を繋いだ後、M車は完成です。


さて先頭車です。こちらに自作デコーダ(PetitDecoder-KO)を取り付けていきます。


デコーダの集電パッドに1mm幅の集電板を取り付けます。テールライトは砲弾型を使うとうまく光らないので2つのチップLEDを背向かいに貼り付けて、プリント基板のLED部にはんだ付けします。なお、2枚のうち1枚はLEDの極性を逆にしないと先頭と後尾のライトの向きが合いません。


基板を分解したライトケースに当ててみて、さきほどの赤色LEDが赤いパーツを照らすようにします。


ヘッドライトには後でLEDを差し込めるようICソケットから取り出した丸ピンパーツを半田付けしておきます。加工がおわりましたらデコーダの集電板を車体に差し込み取り付けます。


再び遮光パーツを取り付けて、さきほどのソケットに電球色LEDを装着します。なお、各部のLEDの向きはLaioutDecoder-KOのマニュアルを参照してください。


T車用にアナログ組み立てしたEC-Slimを集電板取り付け部に差し込んでボディを戻します。

以前、DCCサウンドを搭載した各駅停車の103系と並べて中央線の雰囲気を再現しました。