2019年10月5日土曜日

EC-Slimのデコーダレス組み立てとT車取り付け

ExpBoard EC-Slimは、実はデコーダ装着なしでも、室内灯として利用可能です。DCCのみならず、アナログ運転にも対応できます。本日は、その組付けとあわせて、KATO 485系T車への搭載例をご紹介します。

まず部品の実装です。通常と同様にR2,R3,LED1-6を取り付けます。
 その後に、赤四角でしめしたところ(部品番号がない謎パッド)にダイオード(RB160-TRなど)を4つ取り付けます。
基板の上側には、〇印のところに配線を追加します。左側はGND,右側はJP2のパッドです。
 集電接続にはKATO集電板を使います。Tカンパニーから発売している集電板を購入しました。一両当たり4個、100円前後になると思います。
 集電板をはんだ付けします。「^」にプレスされたところを重ねてはんだ付けしますが、このときにゆがみがないように注意してください。何度でもやり直しはきくので、問題はないと思いますが、
 まずは、車両に差し込んでみます。ExpBoradとうまくつなげられるか確認します。また、集電板とEC-Slimの位置関係をどうするか決めます。この場合は、Expboradの先が集電板の中央にくるように決めました。


 集電板をこのように、半田付け台に固定し、さきほどの中央の位置に仮半田をのせます。EC-Slimを集電板の上に重ねて、赤矢印の端子の上からはんだごてをあてて、半田を溶かします。



 両側をはんだ付けすると、このような形になります。ゆがみがある場合は、半田付けをやり直します。問題なければ、車両を差し込む部分を途中から下にまげて接触性を良くします。
 とりつけて、ゆがみがないかを確認します。
最後にボディをかぶせて、店頭状態を確認して完成です。

集電板をゆがみなく組み立てるのには若干の慣れが必要ですが、一度うまくいけば次からは時間をかけずに大量に製作することもできるでしょう。

へのへのへじのメモ:
アナログ室内灯回路は、NEXT18コネクタがない生基板(desktopstationさんを通して頒布予定のエコノミーキットとして入手可能)を想定しています。DCCデコーダと組み合わせする必要はないですし、また組み付けてしまっても故障しない回路のはずですが検証していません。

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