2021年4月24日土曜日

京急新1000形のDCCサウンド加工(3)

さて、今回はT車のDCC加工のご紹介です。

先頭車のボディを外すとこんな感じです。

ライトユニットをボディから外します。集電バネが下に飛び出て、床下集電版に接触する仕組みです。

ライトユニットを分解して、この集電バネを外して、被覆電線で延長しておきます。

EC-Slimの耳たぶはカットせずに、コネクタの脇のパッド(RAIL+/RAIL-)に半田付けします。今回は、TOMIXの集電ばね JS0090を使いました。

EC-SlimにはLED1-6や抵抗R2,R3、両極性回路の部品(Q1やR1)も今回は利用します。さきほどのライトユニットの配線をEC-Slimのライト用バッドに半田付けします。そのときに、ライトユニットの先端を、天井との隙間に入れるので先端3mmをニッパでカットしておきます。

先ほど半田付けしたバネの間にLAIS-DCCを装着して、天井裏に嵌め込みます。幅寸法がぴったりだったので接着などの固定は不要でした。耳たぶを切断しなくても、うまく収まりました。


ヘッドライトと室内灯の点灯を確認して完成です。


このEC-Slimの取り付けより、行き先シールの貼り付けが私には苦痛でした。なお、デコーダーにはAUX1などの端子もありますので、急行表示灯などをオンオフさせることも可能でしょう。

のこりの中間車5両にも、アナログ組み立てを行ったEC-Slimを装着します。バネの取り付けは先頭車と同様です。


ようやく、これで完成です。走行動画をどうぞ!










2021年4月20日火曜日

京急新1000形のDCCサウンド加工(2)

 さて、京急新1000系DCCサウンド加工の続きです。

まずスピーカーの位置を考えます。今回は車端部の床が低くなっているのでここにスピーカーを立てることにしました。

MP3デコーダに付属のエンクロージャー(タカチ製 SW-15B)を車端のスペースに収まるよう、およそ半分の高さになるようにカッターでカットした後ペーパーで整えます。

エンクロージャとスピーカーユニットをゴムボンドで貼り付け、配線を半田付けします。


電解コンデンサ(470uF)にも同様に配線を延ばします。

スピーカーユニットと電解コンデンサ、さらみ電源コネクタも追加した姿がこちらです。配線はnagodenさんの説明書を参考にしてください。また、電解コンデンサは極性に注意してください。

今回は、コネクタで動力ユニット側配線と繋ぎます。この状態でサウンドや走行をテストしておきます。ちなみに今回使ったコネクタは1.27mmピッチのもので、FSS-71034-02 PRS-710223-02(廣杉計器などで調達)となります。

その後、天井裏にデコーダをはめこんで木工ボンドで軽く固定し、乾いた後に配線を整えます。


これでM車の完成です。車端スピーカーの黒いエンクロージャや配線ケーブルがちょっと見えていますが、あまり気にしません。この後先頭車のDCC搭載とT車の室内灯装備を行います。








2021年4月18日日曜日

京急新1000形のDCCサウンド加工(1)

 今回は、NagodenさんのMP3デコーダをグリーンマックス新1000系に取り付けます。以前手持ちの2100系を加工したときに、「同じシーメンスサウンドでも2100系と新1000系では違うのよ〜」とフォロワーさんから聞き新1000系を探したのですが在庫見つからず、今回晴れて再販品を購入できたので(ちょっと高いですが・・・)、加工を始めます。

実はグリーンマックスの完成品買うの初めてです。またコアレスモーターに進化したとのことで、今日は動力ユニットの改造を中心に説明します。

まず、NagodenさんのMP3デコーダーのご紹介です。今回使うのは、TRAIRO EC-Slim互換形状のSE(SlimEdition)を使います。中身はこんな感じです。

本体にUSBコネクタがついていて、マイクロUSBケーブルで繋ぐと外部ドライブにみえる仕組みです。ここにファンクションキーで鳴らす音をコピーすれば良いのです。これまでは別売マイクロSDカードでコピーしていたのですが、SEではフラッシュメモリ搭載済みでマイクロSDカード不要です。

このドライブの中に、"01"という名前のフォルダを作り警笛として"002京急.MP3"をコピーします。音源は、今回オープンサウンドデータの一部から拝借しました。詳しくは、nagodenさんのホームページを参照してください。

手持ちのスピーカーとモーターを仮配線してサウンド機能確認を行いました。電解コンデンサをつけないとCV値の書き換えができませんので、走行音は後でチェックします。

グリーンマックスの車両は、TOMIX幅狭室内灯のサイズですので、基板の耳たぶ部分を切り落としておきます。

さて、今回のM車はこちらです。

MP3デコーダでは先ほど説明した通り、外付けコンデンサが必要です。しかし、デコーダーに含まれる1000uFの電解コンデンサはNゲージでは収納に苦労します。そこで手前の470uFを別途購入して使うことにしました。(写真では2個写っていますが、今回は一つで問題なく動作します)

どのように配置するか検討します。最終的にはこの写真から基板を逆向きにしています。

車両両端の黒パーツ、モーター上部の室内パーツ、台車を外します。ここから先の作業では、他の方の分解記事が大変参考になりました。

このあたりの構造は、他メーカーと少し違っていますね。この黒いパーツは床下パーツと一緒に下から差し込まれています。片側4箇所の爪でぶら下がっていますのでウエイトに引っ掛けてある部分を爪楊枝で外しながら抜きます。

このようにモーターと集電板が付いてきます。この集電パーツで台車からモーター端子に通電しています。

集電板をはずし、モーターにつながるタブをニッパで切り取ります。

切り取った端子に、ケーブルを半田付けします。ここはちょっと細かい作業です。

同時に、集電板の方にもデコーダに給電するための配線を半田付けします。場所は、TOMIX室内灯用の穴が空いた位置です。

モーター端子を元の場所に装着し、ケーブルをウエイトの穴に通します。

ここまでくると、なんとかゴールが見えてきます。

床パーツに0.8φの穴を2つ開けます。

モーターからの配線と集電板からの配線をパーツに通します。

床上パーツを戻して一段落です。パーツの向きが逆だったりして何度か組み直しています。

さきほど試したMP3デコーダと比較するとこんな感じです。これから先は、今週じっくり取り組む予定です。

2021年4月5日月曜日

C62 2東海道形のDCCサウンド加工

 今回は7台目のSLのDCCサウンド加工のご紹介です。これまでKATOのC57, C58, C59, D51, 9600, 8620に搭載していますが、C62のテンダーの構造はC59とほぼ同じことがわかっています。

テンダーを分解して、様子をみています。C59の時には、ウエイトを削ってスペースを増やしましたが、アルミ粉がでるし加工に時間がかかるので、逆にデコーダーやスピーカーを調整することにしました。

まずはエンジン側の分解です。色々とやり方はあるようですが、マイナスドライバーの形に削った竹串をフロントパーツ(デフレクタ)とダイキャストパーツの間に差し込み、ねじるとフロントパーツを安全に外せます。外す時には顔(煙室扉)が飛んで行かないように軽く指で押さえておきます。

その後にキャブ下に差しこんで、同じようにねじってボディを浮かせます。

前側も持ち上げてボディを外すとこのようになります。

DCC化を始める前にハンドレールノブを黒(エナメル艶消し黒)で塗装します。爪楊枝の先を削ってちょっと塗るだけでいいです。



この後サイドのハンドレールも塗りました。パーツを戻すとこんな感じで、オリジナルのままよりかっこよくなったかもしれないと自己満足しています。


配線加工を始めます。C62の場合はモーターの集電版は前側についてます。これをダイキャストパーツから抜き取ります。また、左右のランボードも作業中に傷をつけないように外します。

配線を付け替えて半田付け部分をカプトンテープで保護します。また、今回は配線を減らしたかったので、ライト基板を自作デコーダ(PetitDecoder-SL)に交換しています。

伸ばした配線はボディ横に準備された溝に入れてランボードを元に戻します。この状態でライト用デコーダの点灯機能を確認しておきます。

エンジン側はこれで準備ができましたので、砂箱の中に位置するウエイトを忘れずに戻してください。また、延長した配線は、テンダー加工の中でコネクタを取り付けます。

さてテンダーを分解して、デコーダの収納方法を検討します。

まず、今回はタイプA(SL-C57/D51)を使うことにしました。前回は、素直にタイプB(SL-C59/C62)を使いましたが、今回はスピーカーの高さを優先します。前後の長さを稼ぐため、基板のコネクタ側を限界までやすりで削りました。

スピカーはいつもより若干小ぶりのものです。twitterのフォロワーさんに「Fleischmann内蔵スピーカーと同じサイズのものがあるよ」と聞いて海外通販で手配したものです。エンクロージャーは、いつものタカチのケースで、ウエイト内部に入るように事前にヤスリで加工しています。

配線をハンダ付けしておきます。

ExpBoardの裏には集電バネを半田付けした後に絶縁のカプトンテープを貼ります。

ウエイト無加工で、収納できることを確認します。

スピーカーの配線と、モーターの配線を準備します。

このような感じに収まります。

テンダーのパーツをスピーかーに合わせて超音波カッターできりとります。そしてデコーダをセットして組み上げるとこのようになります。また、モーター配線を中継するためのコネクタを瞬間接着挿で固定し、半田付けします。

エンジン側と連結し、テンダー前面から通したモーター配線の長さを調整します。


先端にコネクタのピンをはんだ付けします。このコネクタは1.27mmピッチですので太くならないように手際良くはんだ付けしてください。


コネクタを差しこんで試走してください。


問題なければ石炭パーツを載せて完成です。エンジンとテンダーを切り離すときは、石炭パーツを楊枝の先で持ち上げられす。今回の改造方法では、C59と比較して音量、音質ともに改善された気がします。