2021年3月14日日曜日

金太郎(EH500)のDCCサウンド加工

 久しぶりにDCCサウンド加工のご紹介です。今年になって発売されたKATO の金太郎 EH500三次形(新塗装)を加工します。


この2車種は動力ユニットが共通なので、EH200用のExpBoardを使います。説明書はこちらです。


ボディと動力ユニットの間に爪楊枝を挟んで、ボデのツメをうかせて外します。連結面側はちょっと硬めなので慎重に作業してください。

ここにELH-S1(スタンダードセット)を配線しながら組み立てていきます。(ELH-E1イージーセットなら配線作業は不要です)

車体間の配線は被覆部分が35mmにあわせた配線4本、50mmにあわせた配線2本を作成します。なお、この後スピーカー配線も必要になるので50mmの配線も4本作っておくと良いでしょう。

基板を切り離して配線するとこんな感じです。ケーブルの半田付けは説明書では下側としていましたが、上側でも半田付けが盛り上がらないようにすれば問題ないです。また集電板間の引き通し線も上記のように基板パッドを使ったほうが取り付け時の扱いが容易かもしれません。


また、製品のLEDを移植します。新規にLEDを使う場合は根元から10mmのところで折り曲げます。LEDの極性に注意してください。

参考:LEDのリードの短い方がK(カソード)です。

   プリント基板のKの印字側に合わせてください。

   今回の回路ではもし逆向きに付けてもデコーダや部品は故障しません。

   間違えた場合は、正規の方向に付け直してください。

また、DCCの場合はフル点灯になるのでチップ抵抗(R1,R2)は1.5kΩ(オリジナルは560Ω)にしています。抵抗のサイズは 1608サイズです。

試しに、一度基板を交換してみてケーブルの長さを確認してください。

一度モーターをパーツから外します。



モーター端子を短くカットした後、パーツの内側を通して集電バネと切り離します。

注意:説明書もよく読んでください。このモーター端子の入れ替え作業を行わないと、DCCサウンドデコーダのモーター駆動回路が故障します。

次にスピーカー配線です。今回はnagodenさん頒布のスピーカーを使っています。サイズがちょうど良く両面テープが元から付いているので便利です。


次に、空のモーターが入っていない方のこのパーツを外して、デコーダの収まる部分を切り抜きます。今回は、超音波カッターがあるので素早く加工できました。


プリント基板にスピーカー配線を半田付けしてモーター押さえにつけるとこんな感じです。デコーダの透明な被覆(シュリンク)を剥がして、あとははめるだけです。


スピーカーをダイキャストの床に貼り付けて、組み立てます。ここからの組み立てには手際良い作業が必要です。

前後のプラパーツをはめてからさきほどのユニットを入れますが、最後まではめる前に前後の燐青銅の先端を台車を押さえているパーツの下に収めます。


これで完成です。走行試験や音源の書き込みを先にするとよいでしょう。特にモーターの車端側のジョイントあたりから異音がでる場合がありますので、調整してください。


ボディをはめて加工終了。


最後にCV5(最大速度)を200から120に書き換えます。これでフルスロットルで実車より若干早い120k/h位になりました。