2021年8月15日日曜日

レーティッシュ鉄道ABe8/12 DCCサウンド加工

 本日は、一部の界隈で絶大な人気のレーティッシュ鉄道のDCCサウンド加工です。今回はいろいろと加工が複雑になりましたので、電気的な詳細説明は割愛させていただきます。

まずM車を分解して、いつものLoksound5 MicroにするかそれともNANOにするか考えましたが、今回は"Loksound5 Micro Direct KATO"を改造して使うことにしました。

一番の目的はスピーカースペースの確保です。車端の屋根をくり抜いて、デコーダのコンデンサの出っ張りを逃すと、この窓がない車端部分にスピーカーを搭載できそうです。

動力ユニットを分解します。

モーターを取り出します。

モーターのブラシを外します。

金具を短くカットしてダイキャストにふれないようにして、配線を延ばします。

ライトユニットも一度取り外し、デコーダで制御できるように改造します。LEDの+側はレールから、ー側はデコーダへ繋ぐために配線を伸ばします。アナログ用ライト基板なのでちょっと面倒な改造になりますが、今回は説明を割愛します。

モーター配線とライト配線をパーツに穴を開けて上側に引き出します。

一度、室内灯用集電板にはんだ付けして、モーター、ライトが正常に機能することを確認します。また、絶縁も確認します。

室内灯は、試作中のEC-Slim V3基板を使います。先端についたダイオードブリッジを使うために、いつもとは逆にコネクタ側1/3をカットします。これに6つのLEDとR2に1.5kΩを取り付けます。

これを、Loksound Direct KATOとカプトンテープで繋げます。また、上面に小型ダイオードブリッジをつけます。

このように、ボディに収納する方法でいきます。

今回、スピーカーは横置きにしますので、外から見えない窓ガラスパーツをカットして寸法をかせぎます。

スピーカーとエンクロージャはこちらです。スピーカーは15mmx11mmのサイズ、エンクロージャはDesktopStationさんの試作品を使います。

ゴムボンドで貼り付けた後、カプトンテープで巻きます。

スピーカーをデコーダの下に置いて配線します。なお、モーターの端子は、集電板と同様1mmx0.15mmリン青銅版でのばし、車両に取り付けた後上面からはんだ付けできるように準備します。

この状態で車両にセットし、モーターおよびヘッドライト・テールライト配線をデコーダにつなげて動作チェックを行います。

動作チェックが済んだら、横からみてケーブルがはみ出さないように整えます。

カプトンテープで配線を固定します。

写真を撮るのをわすれましたが、屋根裏に5gくらい鉛板を追加して車重は60gほどになりました。さて次はT車です。

まずは床下まで分解します。

ライトは、FL12でDCC化しますが、接触が不安定ではんだ付けをしました。

これを床板にセットします。一部でコーダなどと干渉して床が膨らむので各所をカットする必要がありました。

T車の室内灯も、M車同様EC-Slim短縮版です。ただ、集電版を耳たぶから引き出しています。

いつも通り少し上向きにしておいて、ボディを被せて固定します。なお、中間車も同様の改造です。


車両をすべて組み立てて、ESU のホームページからABe8/12の音源を書き込んで完成です。小型車両ですが、なかなか迫力のある音が出ています。上記説明の通り補重はしましたが、もう少し重くすればさらに音が安定するでしょう。