2019年9月30日月曜日

EC-Slimイージーキットを使ったLokSound5のとりつけ

今日は、EC-Slimを使ってLokSound5を取り付ける手順について説明します。

私が手に入れたのはこちら、Loksound5のNEM651版(No.58816)です。まずはとりだしてピロッと出た配線にテープを貼って絶縁します。(この線がスピーカーに触れて故障したことを経験しています=>Lippeさんの神対応で復活です)
 

まずは改造前に動作確認してください。問題なければ、熱収縮チューブのNEXT18コネクタまわりにカッターで切り込みを入れます。
【注意】部品などに傷を入れないよう丁寧に作業してください。


切り込みを入れて、コネクタを抜くとこのように分離します。

 ExpBoardにデコーダをとりつけてみます。車体長を考えて、デコーダを外向きに付けるか内向きにつけるかを決めます。特にスピーカーをどこに収納するか、高さ制限も含めて考えてください。

外向きにするときはJP1を、内向きにするときはJP2を半田でブリッジします。室内灯をAUX1で点灯させるための選択です。

また、さきほど分解したコネクタ側の配線を取り外します。利用するのは茶色い配線のスピーカーのみです。

これをExpBoardのSPK1、SPK2にはんだ付けしてください。またスピーカーを置く場所までケーブルが伸ばせるかも確認ください。


 取り付ける前に、スピーカーの端子を隠すようテープを貼って保護してください。
【注意】スピーカーには磁石が点かれていますので、モーターなどに吸い付きますから、ショートしないよう養生してください。

ExpBoardのアダプタをEM13装着場所に差し込みます。

 このとき、奥まで差し込んで、モーター端子が車体側の集電板に触らないようにしください。
【注意】モーター端子と車体側集電板が触れると、最悪の場合デコーダが破壊します。
 また、モーターにこのようなバネがありますが、緩んでいる場合はカーブした部分を絞めて再装着してください。

 このようにモーターのブラシの下に基板の先端が来ます。

ここで床下を嵌めて、デコーダを試しに入れて全体のバランスを確認します。
【注意】まだ電源を入れないでください。

サウンドデコーダの場合は、このSPK1,SPK2にはんだ付けしてください。
車体に取り付けた状態で配線がショートしていないことを確認してください。
 ・Trk1とMT1の間に導通がないこと、
 ・Trk2とMT2の間に導通がないこと、
 ・MT1とMT2の間にモーターの抵抗(数十Ω程度)があること
 ・SPK1とSPK2の間にスピーカの抵抗(数Ω程度)があること

ここまで問題なければ、DCCで通電、動作テストを行ってください。

なお、スピーカーの固定方法は車両によって異なりますので、各自検討してみてください。

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