まずはデコーダの取り付け向きを決めます。写真の上が外向き、下が内向きに取り付けた例です。
20m級の車体なら、デコーダを外向きに取り付けてコネクタ近くのLEDを有効に使いますが、18m級の場合やスピーカーの取り付け部を確保するために、内向き取り付けにする場合もあるでしょう。内向き取り付けの場合はコネクタの信号が180度回転し、信号が入れ替わるのでJP1のハンダを外してJP2側を繋げます。JP1接続のままですとAUX1とAUX2が逆転してしまいます。
今回はモハ485で説明します。まずはボディと床下、デコーダを取り付ける側の台車を外します。そのスペースにEM13型アダプタを差し込みます。このときに、モーターのバネ端子がデコーダ搭載前と同じように基板にきちんと接触していることを確認してください。
本体につながるグレーのケーブルを床下隙間にマスキングテープで仮止めします。
両側とも仮止めした後に床下パーツをはめ込みます。隙間にあたるケーブルは爪楊枝などで軽く押し込めると良いです。
この後デコーダを先ほど決めた外向きに取り付けます。今回は、名古屋電鉄さんのSmileDecoderN18を使っています。
このままボディを戻すと、デコーダがぶつかって1mmほど浮き上がります。ボディの屋根を一度取り外してどのようにExpBoardがボディに収まるかを確認します。なお、ボディから屋根だけを外す場合は、先に窓ガラスをはずす必要があります。
室内側をけずってもよいのですが、パンタ下のクリーム屋根がなければ収まりそうでしたので、ここをカットしてみました。また、基板のブレ止め(突起部分)がボディと当たるので、基板側を1mmほどカットしました。
試走して問題なければ、ボディを元に戻します。
このように慎重に作業してもそれほど時間はかかりません。また、一度取り付けてもすぐに元に戻すことができます。
また、多くの方はDCCサウンドデコーダ搭載まで検討されるかと思いますので、スピーカーの搭載方法についてもいくつか紹介予定です。以下はLoksound5 micoroに付属したスピーカーを581系に搭載した事例です。(ExpBoardは前回の試作品で内向き取り付けです)
並行して、頒布方法についても関係者と調整中で、決まりましたらこのブログでお知らせします。
【注意事項】
本製品は、DCCフレンドリ車両を販売している㈱KATOとは無関係です。
取り付けの互換性についてもすべてを確認しているわけではありません。
また、EM13アダプタの差し込み方向でExpBoardのデコーダの取り付け方向が確定しますが、その向きが一番最適である保証はありません。(向きを変えた方がよい場合が発生するかもしれません)
2019-9-19 修正
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