2020年6月11日木曜日

【新ExpBoard】EC-タイプFを使ったキハ30DCC加工

KATOの床基板置き換えタイプのExpBoardが完成しました。早速、試しにキハ30T車に取り付けます。

キハ30のボディとメカイスを外します。モーター押さえを外すと基板が外れます。この基板を下側の白い基板 EC-タイプFを使ってDCC化を行います。この基板には、事前にNEXT18コネクタとLED4個、抵抗2個を取り付けておきました。



モーター押さえで固定し、LAISDCCのデコーダの形に合わせてメカイスをくり抜きます。

元に戻すとこんな感じです。

 デコーダを取り付けます。

 T車の場合は、床板も低いのでデコーダはめだちませんね。
 今回は、純正室内灯をつけました。

試走して仕上がりを確認します。

以前はこんな感じで配線をとりだしていましたが、次からはサクッとすぐできちゃいそうです。

また、KATO機関車(GM5モータ車)にあうか確かめます。

同じように片側基板押さえをカットするだけで装着できますが、デコーダが屋根にぶつかりそうです。モーター端子は集電側と絶縁してプリント基板パッドにはんだ付けすれば問題ないでしょう。砲弾型LEDを使う場合はLEDの取り付けはするホールのほうがよいでしょうね。



また、TGVにも取り付けできそうです。こちらは天井が高いのでサウンドデコーダでも車体に収まります。こちらもLEDの取り付けを考えておきたいところですね。


2020年6月10日水曜日

Nゲージ用スピーカーを比較する

今日は、Nゲージ用として使えそうなキューブスピーカーの比較をしてみたいと思います。

今回比較するのは、左から
1) 18mm×13mm スピーカー(PUIオーディオ)
2) 15mm×11mmスピーカー(ali express )
3) 15mm×9mmスピーカー (Fleischmann)
4)13mm×5mmスピーカー(ali express )
です。
基本はすべて同じ構造のようです。上の写真は表面(通常エンクロージャー取り付け面)の写真です。エンクロージャがないと音がでないので、プラバンで同じ厚みのものを作って試聴しました。

 まずは、DesktopStationさんから評価用としていただいたPUIオーディオ ( AS01808AO-3-R)です(2個で特価780円で頒布中)。長さはこの通り、18mmありますのでNゲージの車体に横置きはできませんが、縦置きなら十分に搭載できます。大きさもあって音の再現性は高く、パワフルまではいきませんが音量も十分です。エンクロージャーを深くすれば、さらに音量や音質を上げることができそうです。そうは言っても、2周り大きいHO用と比較すると、音量は圧倒的な差があると思います。
音量:★★★★ 
高音:★★★★
低音:★★★



次にいつも使う15mm×11mmスピーカーです。これはいくつかのメーカーのものを使っています。こちらはali expressで調達したものですがnagodenさん頒布品もほぼ同じ構造です。横置きでもNゲージ車両に搭載できるので使いやすいサイズです。音のバランスはPUI製品と似ていますが、ノイズはすこし大きいかもしれません。大きさより個体差が原因かもしれません。こちらもエンクロージャーの大きさや密着度を見直せば改善すると思います。
音量:★★★★
高音:★★★
低音:★★★
次はこちらです。Fleischmann純正スピーカーで、パーツとして取り寄せたのですが確か5000円!くらいしました。このスピーカーは15mm× 11mmと比較するとちょっと低音が弱いように感じましたが、これを使ったRe460は立派な音がしますので、やはり取り付け方で決まるのでしょうね。なおこちらは、先日までMinitrix S3/6に搭載していましたが、SL用ExpBoardを開発した時に載せ替えを行い、こちらは修理用に温存することにしました。なお、このサイズのものはali express でもっと安価で購入できます。
音量:★★★
高音:★★★
低音:★★
最後に、超小型スピーカーです。想像より音質はいいのですが、絶対音量がちょっと不足です。コイル抵抗30Ωと大きめなのでパワーが出せないようです。ただ、スピーカーの周囲を囲むと反響で音が増幅されますので、小型車両のサウンド搭載に使える可能性はあります。
音量:★
高音:★★★
低音:★★


今回、スピーカーは固定せずに評価しましたが、しっかり固定しただけも音はよくなります。エンクロージャによっても大きく変化しますので、単品状態でのテストはそれほど参考にはならないとおもいます。でも一番大きいPUIオーディオのものが音が一番いいのは事実ですので、次回車両に組み込んでみようと思います。

2020年5月23日土曜日

【新ExpBoard】KATO C59 DCCサウンド加工


  先日のC57に続き、C59(KATO製品)のDCCサウンド加工のご紹介です。

 本日利用するExpBoardはこちらです。C57用とちょっと似ていますが、端子の位置などが異なります。
C57用はデコーダの下側に取り付けていましたが、こちらはデコーダやスピーカーの上側に取り付けることを想定し、配線パッドが両面についています。

さて加工を始めます。C59のテンダーは長いのですがこの部分にRがついていてスピーカーの角と当たるのでリューターで少し彫り込みます。

スピーカーユニットはいつものnagodenさん頒布品です。端子はレールからの電流が流れるウエイトに接触しないよう短くカットし、配線しやすいようハンダメッキをしておきます。

エンクロージャは以前ご紹介したプラ板・プラ棒の組み合わせです。角を落とし、またスピーカー配線を通すためのミゾをやすりで掘っておきます。

 スピーカーとエンクロージャをダイキャストパーツの中に、仮置きしてみます。ダイキャストが広がるときは当たっている部分を再度削ります。


それぞれのパーツをウエイトの中に納まるか確認します。特に、プリント基板がウエイトより上部に飛びさすときは、スピーカーの当たっているところをわずかに削ります。

 ExpBoardからモーターとスピーカーの配線を取り出します。今回は、すべて下側から配線を取り出しました。また、レールからの給電は洋白線(0.2mm)を左右のウエイトに押し当てて行います。


 なお、ヘッドライト配線は使いません。開発中のこのヘッドライト用デコーダ(PetitDecoder-SL)に取り換えました(詳しくは別途説明します)。C57ははずすのが大変そうだったのですが、C59の場合はこの状態で基板交換ができました。

作ったパーツをくみ上げます。プリント基板とスピーカーは少量のゴム系接着剤で止めています。また、LokSoundの基板もダイキャストでショートしないようテープで絶縁しておきます。

 このようにぴったりはまりました。モーターへの配線がからまないように注意して引き出します。

 テンダー上面パーツで蓋をします。このときに、床下などが中に押されて盛り上がっていないことを確認してください。

スピーカーの配線を通してテンダーを組み立てます。

 エンジン側の分解や改造はC57と同じです。モーター配線はダイキャストにはめ込んである金属板を外し、テンダーからの配線につなぎ替えます。ボディ(ダイキャスト)に配線が接触しないようにカプトンテープなどできちんと絶縁してください。




このように外部から配線などは一切見えません。

この後、開発中のオープンサウンドデータに書き換えて2両目が完成です。サウンドはtwitterにて!

2020年5月19日火曜日

国鉄485系DCCサウンド加工(2)

本日は、サウンドデコーダ搭載車以外の加工についてご説明します。EC-Slimは、室内灯機能も備えていますが、デコーダを使わずに単純な室内等として組み付けることで編成で統一した照明をあまりお金をかけずに実現できます。

今回はKATO車両ですので、標準室内灯ユニット同様の帯板を使った方法が簡単です。以前もデコダーレス組立としてご紹介しましたが、その改良版になります。

集電版取り付け部の強度を高めるために、今後V2a基板より耳たぶの部分の構造を変更します。集電版のはんだ付けパッドを1つ増やして2つにします。ただ、従来製品で今回の組み立てで問題が起きるわけではなく、今後さらにアクロバット的なことをやりそうなので、それに向けての準備です。

帯板はこちら、モデルカンパニーの集電版かKSモデルの燐青銅板1.5×0.15がよいでしょう。

KSモデルの帯板の場合長さ18cm、こちらを3等分して6cmの長さに切ります。台紙を使ってカットのための専用ジグ?を作るとよいでしょう。
250円で3コ×4本=12本、つまり6両分の帯板が準備できます。一両分 50円程度になりますね。なおEC-Slim基板が約300円ですのでLED,ダイオード等を合わせると一台当たり材料費は400〜500円になります。

EC-Slimは通常通りLED1-6とR2,3を半田付けします。その後、マニュアルに従いチップダイオード4つを半田付けしてください。

なお、上側のジャンパJ3を半田付けしますが、このときチップ抵抗をつければ明るさを調整できます。今回の485系は地味につけたかったのでR2,R2と同じ部品(1.5kΩ)にしています。

最後にさきほどの帯板を半田付けします。帯板の上に基板を載せて、2つのパッドにハンダゴテを強めに当てるとハンダが溶けて帯板に流れます。最後に、取り付け角度を確認して完成です。

まずは、必要な数量をさきにそろえた方が良いでしょう。9V電池(006P)を帯板に当てて、点灯することを確認します。
さて車両への取り付けです。

 まずは、一号車のクロハ481です。車体が短いのでEC-Slimの先端をボディの上にさしこみます。

 高さをあわせるために10mm厚の板を使って、集電板の先端を曲げます。
 KATO集電板と同様、先を外側に少し曲げます。
 最後に基板の根元を曲げます。
 床下に差し込みます。このように少し上を向いているくらいで、ボディで押さえるようにします。


必要十分な明るさに仕上がりました。他の車両も同様に取り付けます。

他の中間車も室内に合わせて集電板をまげて設置します。

また、先頭車にはヘッドライト、テールライトを切り替えるためのファンクションデコーダを搭載します。
今回は、 KATO FL12互換品(アナログ運転にも相合)を開発しました。右側はプログラムを書き込むジグとつながった状態で、書き込みが終わったらカットします。

  FL12と同様に床下のスリットに差し込みます。"F"が見える方向で装着すると前側、"R"が見える方向で装着すると後ろ側になるのはオリジナルと同様です。まだ改良したいところがるので、それが終わったらあらためてご紹介します。


  どっと最大の13両編成、サウンドデコーダを2個搭載すると迫力が増しますね。サウンドはいつものtwitterでどうぞ。



2020年5月15日金曜日

国鉄485系DCCサウンド加工(1)

国鉄型特急の代表といえばやはり485系、今回はこちらのDCC化のご紹介です。

  製品はKATO 485系ひばりセットと増結用単品あわせて12両です。さらに電気釜タイプ(300番台)の先頭車、たしか京都のホビセンで購入したものです。今回は、こちらを一気にDCCしようと思います。

まずは、サウンドデコーダの搭載です。
  今回は編成が長いのでM車以外にもう一両サウンドデコーダを付けてみようと思います。ちょうとDesktopStationさんにLokSound5Microの在庫があるので簡単に入手できて助かりました。同じモハ484ですが屋根上や窓の配置が違うのがわかります。M車はEC-Slimイージーセット(ケーブルの色をグレーから青に変更しています)、T車はエコノミーセット(NEXT18コネクタ付き)に室内灯と、集電板を付けたものです。
※ 集電板加工については次回詳しく説明します。

 まずは、M車のスピーカー取り付け準備です。スピーカーはいつものnagodenさんのスピーカー組立キットを使います。室内灯ユニット取り付けのための柱をニッパとカッターで丁寧に取り去ります。

 今回は、ボディとの干渉を逃すためエンクロージャを斜めにカットしてみました。


裏側にも、ボディの出っ張りに合わせて削り、内部空間を確保します。

 木工ボンドで、仮止めします。 こんな感じで斜めになります。

  車両への配線はEC-Slimイージーセットをそのまま使いますので、台車を一度外して動力ユニットにはめ込むだけです。ただ、今回はスピーカーとデコーダを横に並べて長くなりましたので反対側の先端を3mmほどニッパでカットしています。すべて治ることを確認してから、スピーカーの配線をするといいでしょう。

屋根と窓を外したボディを取り付けてみます。ボディの屋根裏部分はスピーカー上面の不要なパーツをカットして高さを稼ぎます。スピーカーを斜めにしたので、無駄なく収まります。

屋根を戻す前に、サウンドと走行を確認します。

最後に屋根とガラスを付けて組み直し完成です。ドアよりの窓一つ分がちょっと暗めなのでLEDを増設する手もありますが、編成でみてもそれほど違和感はないので今回は省略しました。

さて、もう一台、T車への搭載です。

まず、メカイスの室内灯ユニット取り付け用柱をカットして平に仕上げます。

 集電板はデコーダを跨いだ後に真下に曲げ、室内灯集電板差し込み部に入るように現物合わせで曲げます。

ボディは、M車同様スピーカー上部の不要パーツをカットしておきます。スピーカーは取り付け位置に合わせて低く仕上げた後に、先ほど平らにしたメカイスに木工ボンドで固定します。乾いたら、ボディがはまるかを確認します。

デコーダは事前に先に改造したM車を使ってサウンドとロコアドレスの書き込みを行います。(モーターかダミー抵抗がないとサウンドの書き込みやCV値の読み書きができません)。その後コネクタにセットして室内灯、走行、サウンドを確認します。

こちらもこれで完成です。最後に2両を同じレールに乗せて、サウンドを確認します。次回はのこりの車両について説明します。