2022年2月27日日曜日

【新ExpBoard】クモハ12のDCCサウンド化

本日は、新たなNANO用ExpBoardを使ったDCCサウンド搭載のご紹介です。元々はEF58で使えたら良いな?と思ったのですが、若干の寸法調整が必要になったので、今回はECタイプFのNANO版として、新型動力ユニットの車両を改造します。


デコーダと新ExpBoadはこちらです。


今回搭載するKATO製クモハ12のボディを外してみます。クモハ12は車体が短く、また両運転台なので、EC-Slimではスマートではありません。ECタイプFなら搭載できますが、NANOであればさらに目立たなくできるかと考えました。

今回のボードにはEF58で使うリードLEDをつけられるようにしていたのですが、ウエイトと当たるのでカプトンテープで絶縁しておきます。
参考:頒布品ではリードLED裏側のパッドを削除していますので、テープ絶縁は不要になりました。


早速基板を取り替えてみます。

室内パーツは、NANOに合わせてカットする必要があります。

今回基板交換後のチェックは、新規に設計したダミーボード NANO-EXTを使います。


こちらは、NEXT18タイプのデコーダを取り付けるパッドも準備しています。


この状態で、モーターとライトの動作チェックを行いました。

さてボディの改造です。


屋根裏のリブはスピーカー搭載の邪魔になるのでカットします。


屋根裏に、ESUのスピーカー枠を接着します。これで高さを稼いて音質を確保します。


スピーカーユニットにコネクタをはんだ付けします。コネクタはこの室内灯用プリント基板に繋げます。これで屋根を取り外せる構造になります。


スピカーを屋根裏につけて、室内灯ユニットはスピーカーを挟んで配線を繋ぎます。


下回りの追加工です。配線を目立たせなくないので、EXpBoardのパッドから0.25mmの燐青銅線で車端まで延長します。このときダイキャストウエイトで配線が短絡しないよう、ジュンフロン線を剥いて作った被覆を被せておきます。


室内灯の配線も燐青銅板の先に燐青銅線をつけてから上むきに曲げます。


これで下回りが完成です。両端から室内灯用電源とスピーカー配線が燐青銅線で立ち上がる形になります。


ボディの続きです。さきほどの室内灯ユニットを下側から貼り付けた後、屋根裏に鉄板の代わりに鉛板のウエイトを入れます。ここでも絶縁を確保するために、両面テープなどを使います。


ボディをはめる前の状態です。燐青銅線がプリント基板のパッドにあたるように調整しておきます。


デコーダとスピーカーは中央ドア付近ですが、車体も暗く窓も小さいのでほとんどみえません。


通電するとこんな感じで室内灯が点灯します。


当初デコーダーを室内パーツと同色で塗ろうかとおもったのですが、あまり目立たないので省略しました。


旧型国電タイプ(吊り掛け)のオープンサウンドデータを書き込んで完成です!




2022年2月20日日曜日

LayoutDecoder-KPの組立

本日は、LayoutDecoder-KPのベースキットの製作方法を説明します。今回のキットの概要を説明します。

  • 製品の仕様は昨年の頒布品と同じです。
  • FWバージョンはVer 0.5(2022-2月時点で最新)を書き込み済みです。
  • 組立には表面実装部品のハンダ付けの技術が必要です。
  • 秋月電子で電気部品を購入する必要があります。

それでは、キットの内容を説明します。 


こちらの通りプリント基板にはマイコンとクリスタル発振子が実装済、専用プログラムを書き込み済みですので、arduinoなどマイコン開発装置を使う必要はありません。電子部品は別途購入いただくことが前提ですが、秋月電子通商では販売されてない(もしくは購入すると無駄が生じる)電子部品を添付しています。


別購入部品は、こちらです。こちらのサイト"PartsCabi.net"(https://partscabi.net/list/b2ac4c14-a40c-42cb-ab76-e2c5728090c6)にまとめております。指示に従って秋月電子通商のカートに入れて、そのまま通販購入が可能です。


さて組立を進めます。まずは、ICから先につけてください。


電源IC(U2)は部品の裏をはんだごてでしっかりとつけてください。その後に残りの足をハンダ付けします。


その他の多ピンICは1番ピンをハンダ付けして位置を調整した後、残りの足を半田付けします。一部部品を回転していますので、必ず1ピンを△矢印に合わせてください。


ICのハンダ付けを終えた状態です。続けて背が低いチップ抵抗、チップコンデンサやLEDを取り付けます。


チップLEDは、裏側に緑で矢印が印刷されていますが、三角の尖った方がK(カソード)側になります。


コンデンサは、白いテープが0.1μF、透明テープが1μFになります。


次にLCDユニットとリード部品(端子台以外)の部品を取り付けます。

LCDユニットは曲りのないようにつけてください。また、リード間が半田で短絡しないように注意してください。

電解コンデンサ(C1)は立ててもよいですが、横に寝かせた方が背が低くなります。また極性に注意してください。


端子台以外を取り付けた状態です。ここで今一度、ハンダ付け忘れやショートがないことを確認してください。


ACアダプタを繋いで電源を入れます。LCDユニットのバックライトが点灯することを確認したなら、青ボタンを押しなら再び電源を入れ直します。この表示になりましたら青ボタンを押し直して、中のデーターベースを初期化します。この後は説明書にそってCH1-16の出力が出るかを確認してからご利用ください。

参考資料:部品表(説明書5ページにも掲載しています)







2022年2月12日土曜日

TGV Réseauの室内灯加工

今日は、以前DCCサウンド加工をしましたTGV Réseauに室内灯をつけます。


KATO純正品の取り付けも可能ですが、ちょっとコスパが悪そうだったので、Glacier Express用に設計した室内灯を組み込むことにしました。


プリント基板はこちらです。こちらの基板の詳細はGlacier Expressの加工記事に記載していました。今回は基板端の耳の片方を切り離さずに使います。

まず、4cmほどの燐青銅板を準備して、先端に半田メッキをしておきます。こちらはいつものKSモデル0.15mm1厚、1.5mm幅のものを使いました。


室内灯ユニットの先に、燐青銅板を半田付けします。


このように、高さが10mmになるように曲げておきます。


さて車両の分解です。取扱説明書の通り、連結面パーツを外します。KATOの愛称幕回転用ドライバが傷をつけないのでよいかと思います。


室内灯を取り付けた時に屋根裏に貼り付くように取り付けます。


前もって、1cmの高さになるように燐青銅板を曲げておきます。


曲げた後に、燐青銅板の先端を台車の下に潜り込ませます。車体先端から出た燐青銅版はニッパーでカットします。



台車で集電版を挟むと、いつものKATOの集電構造になります。


横から見て問題ないことを確認してから、ボディを被せます。写真のように燐青銅板の先端を若干上向きにしておきます。


両端機関車の隣についても基本的に同様です。


燐青銅板は台車取り付け部の近くに曲げた方が台車の動きがスムーズになります。



ビュッフェの窓も綺麗に点灯できました。


停車中に明るく点灯するのはDCCならではですね。


久しぶりに走らせます。アナウンスが新鮮ですね。

2022年1月29日土曜日

Rhätische Bahn Ge4/4 IIのDCCサウンド化

 昨日、KATOから Rhätische Bahn のコンテナ貨車が発売になると聞いて、手持ち Ge4/4 IIをLoksound5 MICRO KATO USAを使ってサウンドを搭載しました。


車両はこちらです。ちょうどフォロワーさんから嬉しいプレゼントが届いたので、早速こちらに搭載しました。


そのプレゼントとはこちら、小型スピーカーとエンクロージャです。右側はいつもの15mmx11mmサイズで、こちらは振動板の大きさが半分くらいです。インピーダンスが大きいヘッドフォン用(32Ω)は持っていたのですが、電流が流れずインピーダンス8Ωのものを探していたところでした。


さて分解です。分解は台車を外してから行います。



この円錐状の外側でクリアパーツがダイキャストに引っかかる構造です。爪楊枝を差し込んで、内側のダイキャストを引っ張ると抜けます。引っ掛けるところがないので慎重に作業してください。特に集電バネを曲げないように気をつけます。


中の構造はED71などと同等ですね。


基板をのせてみて、確認です。

また、背が高い部品(セラミックコンデンサ)がどこに当たるかをみておきます。


窓ガラスや屋根を外して加工を開始します。


超音波カッターで屋根裏をカットします。


スピーカは床下パーツにとりつけますので、ぴったりはまる穴を開けます。



軽く接着し、端子はボディとショートしないようにカプトンテープを貼ります。



デコーダの裏にもカプトンテープを貼っておきます。白いレジストで印刷されているのでそのままでも大丈夫な場合もありますが、プリント基板のシルク印刷は絶縁膜として十分か分かりません。


スピーカーの配線を通してプリント基板左端の端子にはんだ付けします。もう一度全体チェックを行い、通電します。


さきほどのコンデンサの隙間はこのくらいでした。もしかしたらカットせずとも入ったかもです。


右側のLEDの先端に合わせて、導光パーツを0.5mmほどカットします。



ここで一息ついて、部品の取り付け忘れがないかなど確認です。


スピーカー部分の拡大です。後でスピーカーの脇にグレーのシールを貼ろうと思います。



最後にESUのホームページからサウンドをダンロードして入れ替えました。流石に先日のC62よりは控えめなことですが、部屋の中なら十分楽しめる音量でした。

早速貨車を引いて走ります。半年後にはここにさらにコンテナがつながるということですね。