さて続けて、先頭車のDCC加工です。
今回はSmileDecoder4808+EC-slimで対応します。もちろん、FL12などをバラ線で配線することも可能ですが、ここははずかしくないようにすっきり仕上げていきます。
今回は、ライトユニットが床板基板に残るタイプです。
ライト基板の板バネの根元から配線を取り出し、床に穴を開けて引き出します。また、もともと集電板が接触するウエイトには、カプトンテープを貼り付けておきます。もちろんバネをカットするだけでもよいです。
SmileDecoder4808はコンデンサ追加なしでも動作しますが、EC-slimにはトマランコンデンサ(停電保持コンデンサ)を取り付ける準備がされていますので、TC1に22uFセラミックコンデンサ(2個並列)をつけておきました。
耳の部分に60mmのいつもの燐青銅板をはんだ付け、先端を曲げます。車体のお尻に差し込んで台車のネジで固定します。
さきほどのライトユニットからの配線ですが、一台は左右そのまま、もう一台はクロスしてヘッドライト用のパッドに配線します。両極性回路も搭載されていますので、このようにアナログライトユニットを直接繋げることができます。組み立てる前に点灯確認を行います。
さて残りの中間T車は、EC-slimのアナログ組み立て品を使います。
耳がついていない方のTrk端子に30mmほどの燐青銅板をはんだ付けします。
ライトが客室中央にくる位置で、10mmほどの高さになるように曲げます。
これを室内灯ユニットの取り付け穴に差し込みます。基板はこのように少し上向きになるようにしておけば、ボディを被せた時に軽く屋根にあたり、安定します。
車体をかぶせて点灯確認して完成です。ここからは編成を組んで、走行調整を行います。SmileSoundDecoderの走行系の制御ブロック図はこのようになっています。
スピードメーターを連結してフルスロットルで走らせて、最大速度120-130km/hにします。 CV5を100にするとちょうど実車の最高速度に近い120-130km/hになりました。今回はパルスアシスト機能を使って低速走行を安定させるので、最低速度の設定CV2をあえて20くらいに落として、スロットルを10%程度まであげないと走らないようにします。
パルスアシストをつかって低速時のトルクを加算します。まずはデフォルトの値を設定します。CV64(キック上限速度)を15、CV65(キック電圧)を 205になります。この状態では、まだ最低速度が速すきたのでCV65を105まで下げました。
低速を調整した結果はこちらです。だいたい時速4km/hは可能になりました。すこししゃくる感じがありますが、これはM車とスピード計測車の間にT車のがたつきがあるためです。これで、低速から高速まで実感的な走りが実現できました。これで完成といきたいですが、車体にパーツをつけてからですね!
参考値
CV54 64
CV5 100
CV10 1
CV5 100
CV2 20
CV6 110
CV55 16
CV56 32
CV64 16
CV65 105
CV3 120
CV4 90


