2021年8月9日月曜日

ANAビックスニーカートレインDCCサウンド加工(その2)

 昨日の続きを進めます。まずは電球の室内灯をLED化します。


サイドビューLED2つを基板はんだ付け面を合わせてはんだ付けし一方の端子にチップ抵抗(2012サイズ、1kΩ)をはんだ付けします。これで、DCC,DC運転時にどちらかのLEDが光ることになります。


KATOの室内灯(電球タイプ)を分解し、電球を製作した回路に入れ替えます。


早速、中間車に入れて点灯確認を行います。

先頭車2両の室内灯ユニットにも同じ加工を行います。

さて次は、M車のDCCサウンド改造に入ります。

ハイデッカーのために床板は2重になっています。


一度モーターを取り出し、端子から配線を伸ばします。


デコーダーとスピーカーの搭載位置を検討します。今回は、SL-C59/C62を使い室内灯ユニットの下に取り付けることにしました。


スピーカー(ESU locsound5 付属品)には一段の枠だけ取り付けて、デコーダーの反対側に搭載します。高さはギリギリ入ります。

スピーカー配線はイスパーツの下を細い線(0.1mmポリウレタン電線)で配線することにしました。

線が細いので、無事はまりました。また、モーター配線は窓下に隠すことにしました。

スピーカーはさきほども説明したLoksound付属のものです。一段だけ枠をつけてテープで隙間がないようにします。

車体との間にも隙間が出ないように木工ボンドで接着します。

ExpBoardにレールからの配線、スピーカー配線、モーター配線をはんだ付けします(TRAINOのEXpBoardは小さくつくるだけではなく、車体に搭載してからはんだ付けできるようにパッドの大きさや位置を工夫しています)。またスピーカー配線の抵抗が8Ω付近であることとと、レール配線と導通がないこと(短絡していないこと)を確認しておきます。この後テストデコーダで走行を確認しておきます。

Loksound5 Microをカプトンテープで絶縁し、コネクタにセットします。


室内灯ユニットも取り付けて、試走します。また、この状態でキハ82のオープンサウンドデータを書き込みました。DCCロコアドレスもPetitDecoderに合わせて84にし、走行方向も逆転(この写真で左向きが前)に変更します。


ようやく編成になりました。これで完成だとおもったのですが、、、


ステッカーがまだでした。これ周囲を何でカットすれば綺麗に切れますかね・・・











2021年8月8日日曜日

ANAビックスニーカートレインDCCサウンド加工(その1)

昨年夏、出先で偶然未使用品をみつけましたが、なかなか手がつけられませんでした。

説明書をみると実車の登場と同じ87年製造のようです。時代はバブル、こちらの製品も室内灯標準装備で発売されました。でも照明用白色LEDは発明されていませんでしたのでライトはすべて電球でした。

30年以上未走行のままだったようで、車輪にサビや曇りがでていましたのでオーバーホールを行い、ついでに黒メッキ車輪と密連にリニューアルしました。

まず、こちらの先頭車のライト改造から開始します。

ボディをはずしてから、スカートを外します。分解の方法は、クリエート工房さんの電球色LEDライト基板への交換記事にて勉強させていただきました。

展望室の床を外すとこのような構造です。小田急HiSEと似た構造ですが、アナログだと暗くてはっきりみえないので、DCC&LED化でそれぞれをくっきり点灯させようと思います。

床を外すと、テールライト部分が見えます。正面の愛称幕はこの青い部分を通して、照明する仕組みです。電球が前提なのでこの青いフィルタで電球の赤みを消そうとしているのですね。

パーツを外して、青い塗料をグンゼの薄め液と綿棒で拭き取っておきます。このときに、愛称幕のANAの印刷を乱さぬよう気をつけた方がよいと思います。

LEDでライト部分を作ります。

表側はこんなかんじ、電球はほぼ全周を照らしますが、LEDは指向性がありますので、前面愛称幕とヘッドライト3箇所を別々のLEDで照らします。

繋がったLEDを海苔巻きのように丸めて、PetitDecoder-KOのLED端子にはんだ付けします。デコーダーについてはこちらに説明書を掲載しています。

純正のライトユニットに合わせてテールライト側も取り付けます。


また、ヘッドライト部は電球色にしたいので、LEDの光が当たる面にオレンジのマジックを塗ります。


ヘッドライト部はこんな感じに収まります。

テールライト部もLEDが左右と上を向くようにします。

展望室床を取り付けて、LEDが中心に見えることを確認します。


通電してライトや愛称幕が綺麗に光ることを確認します。下廻りのオーバーホールとライトのLED化にはかなり時間がかかりまして、本日はここで終了です。


2021年8月4日水曜日

KATO 701系DCCサウンド搭載

今日は、KATO 701系交流電車へDCCサウンドを搭載しましたので、ご紹介します。

車両はこちらの4両セットです(1000番台、仙台色)。この説明書の写真は、この電車を購入された方には説明不要ですね!近くのED71の保存状態が、ちょっと気になっています。


今回DCC化に利用するパーツはこちらです。「Locksound 5 MICRO DCC KATO」で、このブログでは、初めてのご紹介になります。

モータ車はこちらのクモハ701になります。4両編成でも2両編成に合わせているのでM車に運転台があります。

このように片台車駆動ですが、DCCフレンドリ対応(EM13とFL12を取り付けるスペースが確保されている)になっています。

今回のM車はDigitraixの標準品FL12を使わずに、loksoundのファンクション信号を使って、ライトを点灯させます。まずは床下を分解します。

ライト基板を取り出します。

3Pソケット(FSS-71034-03/廣杉計器)を半田付けします。中央がプラス(双方のLEDのアノード側)、左右にヘッドライト、テールライトの配線になるように配線します。コモンを真ん中にすることで、極性を間違えたらコネクタ差し替えで対応します。

ピン側(PRS-710223-03/廣杉計器)にケーブルを半田付けしておきます。なお、このケーブルは別途loksound5 NANOに付属していたケーブルを再利用しています。なお、上面の端子は集電板と接触しないよう、カプトンテープを貼り付けて起きます。

最後に床板にはまることを確認しておきます。

ボディを元に戻して、モーターの横にケーブルを這わせます。

デコーダの搭載位置に合わせてケーブルをカットします。


ケーブルをデコーダに半田付けします。


デコーダの配線方法は図の通り、青がDC+、白がフロントライト、黄色がテールライトです。詳細はLoksoundの説明書を確認してください。


取り付けに際して、問題はDCCフレンドリの構造です。
普通に挿しただけでは、基板が浮きます。集電板かその周囲がデコーダ上の電子部品に当たっているようです。

基板の上部には、セラミックコンデンサがたくさんついていて、保護なしに電極の近くまで来ています。

カプトンテープを使ってセラミックコンデンサなどの電子部品の電極が集電板などに当たらないようにします。すでにLoksound5 for KATOが壊れた報告があるようなので、集電板やダイキャストウエイトとの接触にぜひ注意したほうがよいと思います。

テープを貼ったこともあり、これでしっかり固定されました。

全体の仕上がりはこんな感じです。

スピーカーケーブルはEC-Slimと同様床下パーツのロック部分の隙間を使って車内に引き込みます。

床下パーツをはめて完了です。


以前テストに使った細身のスピーカーを車端におきました。ここで一度試走します。ところが、、、うまく走りません。集電性能が不十分なようです。

対策として、ギアつき車輪ゴムタイヤの位置の変更を行いました。ゴムタイヤが対角線状にクロスする位置2箇所だったものをシャフト側1軸に組み替えました。このほうが、カント付きカーブレールの平面性の乱れに金属車輪が追従しないように感じました。

また、屋根裏には金属ウエイト(8g)を貼り付けて、車重は合計56gに増やしました。


早速、実車同様元気に走っております。これで金太郎やED75とのすれ違いも楽しめますね!