2026年3月14日土曜日

TOMIX C61にDCCサウンドを搭載する

TOMIXC58用(SLT-C58)を使ったTOMIX C61のDCCサウンド搭載のご紹介です。月刊トレイン2026年3月号に、サウンドトラゲージさんから「ABC of DCC 第21回 トミックスNゲージC58へのDCCサウンドデコーダ搭載」を掲載いただきましたので、ぜひ参考にしてください。また、こちらにもC58搭載時の記事がございます。

こちらは完成後の写真です。エンジン・テンダー間に3本配線が追加されるだけの違いで外観はほとんどわりません。

改造作業は、テンダーから先に行います。

C61の台車間の距離を合わせられるように基板も専用フレームも共用になっています。なお、スピーカーは DB Unlimited SM150808-8(DesktopStation取扱品)、エンクロージャは以前入手したESUキューブスピーカー用の部品を転用しています。

専用フレームは、このように裏側のランナー部分をカットします。3D印刷なので、割らないように注意してください。


今回は、3Dパーツのここが当たるので、ニッパでカットしておきます。(※頒布品は改良済みで加工は不要です)

スピーカとエンクロジャを差し込むとこんな感じで少し浮きます。


テンダーの中にいれてみて確認、ほぼ同じ1mm天板の出っ張りを縮めればよいようです。


テンダー天井にエンクロージャを落とし込むようにカットします。やはり、超音波カッターが便利ですね。薄刃を使うとよいでしょう。


また、重油タンクの裏に鉛板を重ねてウエイトにします。なるべく重くしたいので、タングステン粘土を使うてもあるようです。

次に、フレームと上側のスペースを確認します。これで水平になりました。


続けて、ExpBoardの加工です。ExpBotadに添付されている真鍮板を5mm長さに調整したあと、ラジオペンチなどで丸めます。

それをプリント基板外側のパッドに半田付けします。このフレームをつけた状態でテンダーに差し込みます。

このように、テンダードロバー受けに無理なく入ることを確認します。


基板を取り出し、コネクタ側に指定の薄型高分子コンデンサとテールライト部品(R1=4.7kΩとサイドビューLEDを空中配線)で追加しました。調整が難しくなるのでテールライト点灯は省略する手もあります。なおR2は、AUX1を使って副灯を点灯させる時に使えるのですが、今回は未使用です。


スピーカーからは配線を伸ばしますが、半田付け部が尖らないにように注意します。


配線をS+/S-に接続します。また、R+,R-にはC61テンダーパーツから取り出した集電板を半田付けします。また、モーター配線(黒)、ヘッドライト配線(茶色)も必要な長さでつなげておきます。

このように、横から見て1mmくらい下側に曲げておきます。

フレームをテンダーに収納します。テールライトLEDの配線がショートしないようウエイトに絶縁テープを貼ります。


台車をはめて軽く集電板が当たっていることを確認します。問題なければ、インチ子ねじ(バインド)で台車を止めます。穴を接着剤で狭めて2mmネジを使う手もあるかと思います。また、ドローバーが軽く動くことを確認してください。


レールに乗せてサウンドやテールライトが機能することを確認します。仮配線でモーターやライト機能を確認しておくと安心かもしれません。


続けて、エンジン側の加工にはいります。まず、配管に注意しながらキャブを真上に引き上げ外します。


火室の裏側から爪楊枝を差し込み、エンジンボディを上に抜きます。この辺りはKATO旧製品に似た構造です。


モーターも一度、台ごと外します。


モーター台から端子につながる金具を抜き取ります。


ヘッドライト基板も外して、加工します。


手前のバネ端子を半田ごてを使って抜き取ります。


テンダーから引き出した黒い配線をウエイトの間を通してモーター端子に配線します。


ライト配線(茶色)の長さを調整し、ヘッドライ基板の金具を外した端子に半田付けします。

 
ボイラーを戻し、走行とヘッドライト点灯を確認します。

最後にテンダーの補重を行い、石炭パーツやエンジン側キャブを戻します。


汽笛は、こんな感じです。このあと走行調整を行い完成です。