2020年5月6日水曜日

新MP3サウンドデコーダをキハ30に搭載する

ゲヌマ・フジガヤ2さんの新しいディーゼルサウンドが完成したとのことで、KATO キハ30にMP3サウンドデコーダを搭載しました。

 もちろん、EC-Slimも利用します。KATO新動力で先頭車(ヘッドライト付き)は、プリント基板が床下にあってちょっと加工が面倒なのですが、今回はなるべく少ない改造になるよう前回から改善しようと思います。

 まずは、MP3デコーダとEC-Slimが重なるところを確認します。LokSoundより大きいので2つLEDが隠れます。そこで、LEDをデコーダの下側に移設することにします。

 屋根を外してボディとEC-Slimの重なりを確認します。屋根の中のパーツ?をカッターで取ります。

 このようにEC-Slimとデコーダを入れる余裕ができます。

 高さに余裕ができたので、こんな感じで入れます。
 
次に動力ユニットを分解して、中の基板から配線の取り出し方法を考えます。今までは、基板をカットしていましたが、今回はパターンだけカットすることにしました。このメカイスと基板の隙間を使って、側面から配線を取り出そうと思います。


 プリント基板の裏面で、集電板とモーター部がつながっていますので、プラスチックカッターでパターンをカットします。スルホールはモーターの配線に使いますので、内側のパッドに導通を残します。仕上がりが汚いですが、見えなくなるので良しとします。次に表側です。

 青のラインを一か所カットしたあとに、黄色の部分を追加配線します。また、オレンジ、グレーはモータ用、黄色、白はライト用の配線を取り出します。(NEM651ケーブル色に従って説明していますが、配線は灰色で目立たないようにします)

 配線した姿です。

 動力ユニットにセットします。

 メカイスにKATO室内灯用集電板をセットします。

メカ椅子の配線取り出し部を側面からカットして配線を通します。

 モーター配線とライト配線を一度集電板につなげて、アナログ運転で問題なく走行することを確認します。その後配線を外して、ライト、モーター、レール給電が絶縁されていることを確認してください。

 仮にボディを嵌めてみて、配線部分で膨らんでいないことを確認します。

EC-Slimを組み立てて、デコーダを借り付けしてさきほど未取り付けだったLED1,2を空中配線します。デコーダにシールをはり、配線したLEDを並べます。

逆側はニッパで少し長さを詰めて、Trk1,Trk2に集電板に接触させるための金具を付けます。今回はリード抵抗のリード部を使っています。

また、ボディにあたらぬよう100μF(35V品)のコンデンサをBKUPとGND端子に取り付けます。

 集電金具を、室内灯の接点と壁の間にはめ込みます。

その状態で、反対側のスピーカーのスペースを確保してください。

スピーカをのせて配線します。スピーカーのエンクロージャは、クモハ52と同じ作り方です。

 屋根をはずしたままボディを嵌めて配線を整えます。屋根を付ける前に一通り機能確認するとよいでしょう。

  これで完成です。!試走の様子はtwitterでどうぞ!

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