2024年1月3日水曜日

【新ExpBorad】EH10にSmileSoundMINIを搭載する

 本日はこちらのSmileSouendMINIを使った、DCCサウンド化を紹介します。


KATO EH10となります。KATOのEH電機は基本的にサイズが同じなので、EH200,EH500も同様に改造できるはずです。


ボディを外します。こちらにSmileSoundDecoder MINIと新規に開発したEL-HS2(SmileSound用)を使います。サウンドは暫定的にEF65用です。これ以外にスピーカーとコンデンサを使いますが、順次紹介します。



まず、車種によってはプリント基板のコバがパーツに当たる場合があるので、ヤスリで整えておくとよいでしょう。また、上側両端もボディのRに当たりにくくなるよう丸めておくとよいでしょう。


車両間のジャンパーは、これまでのEL-Hボードと同様に4本繋ぎます。なお、集電板は模型購入時(あれこれ20年ほど前?)に配線済みでした。


ヘッドライトは1灯ですので、LEDの取り付けはこのように真っ直ぐです。基板端から6mmの位置にLEDのツバが来るようにはんだ付けを行います。極性にも十分注意してください。なお、LEDのツバの上面はボディに当たるので、やすりで削っておきます。


さらに動力ユニットを分解します。このモーター搭載なしのところにSmileSoundMINI、スピーカー、コンデンサを搭載します。


コンデンサのスペースを開けるので、このフライホイールを取り外します。


フライホイールは、あえて長手の方向に抜きます(写真右側にはM車とのジョイントがあるのですが、うまく外れなかったためです)。


ピニオンプラー以外にも、万力でフライホイールを固定してシャフトを叩いたりして時間をかけて抜きました。シャフトが曲がると著しく走行性能が落ちるとおもいますので、注意してください。


さて次にスピーカー搭載の準備を行います。写真では見えにくいですがウオーム軸と床までの距離は4mm弱になります。


手持ち薄型スピーカー(たぶん、以前nagodenさんが頒布されていたもの)をゴムボンドで床に貼り付けます。端子から配線を取り出し、手持ちデコーダにつないで音量、音質確認を行いました。


プリント基板の取り付け加工に入ります。SmileSoundDecoderMINIの場合は、Loksound5と向きが反対になります。このようにカットしないとデコーダーは入りません。


まず、コネクタが見えるようにカットします。


上面から見るとこのような形状です。


取り付け足の間のモーター押さえは、あえて残しておきます。



さらに微調整を行い、SmileSound MINIとEL-HSでパーツを挟み込みます。


次に停電保持コンデンサを組み立ています。7軸集電なので通常よりすくなめの200uF(100uFx2)としました。CHOCO基板を半分にしてタンタルコンデンサ2個を、極性に注意してはんだ付けします。通常のアルミ電解コンデンサはマイナス側に帯がありますが、タンタルコンデンサはプラス側に帯があるのが、トラップです。

製作したコンデンサユニットを木工ボンドでスピーカーの隣に固定しておきます。


上面からみるとこんなかんじで、これから4本の足をダイキャストに戻します。


その前に、スピーカーの配線を先にはんだ付けします。


そして、コンデンサの配線は、穴を通して上面に引き出しておきます。


モーター押さえを取り付けます。


組み付けたら、この状態(M車切り離し)でライトとサウンドを確認します。コンデンサへの配線は他のチェックを終わってから取り付ければ良いです。


さて、もう片方のM車です。モーターを一度外して端子を内側の穴に移します。これで、モーターと集電バネを絶縁できます。


車両に戻して、集電板も取り付けます。


連結部ユニバーサルジョイントを戻して、走行を確認します。なお、モーター押さえパーツは外れやすくなっているので、注意してください。なおこのパーツで固定できなくても、ボディを被せればほぼ動きません。パーツが緩いときは、基板とモーター端子が未着するよう多少持ち上げると良いです。

全機能を確認したら、さきほど穴に通していただけのコンデンサの配線を極性を注意してはんだ付けします。


なお、パンタ取り付け穴の裏に飛び出たボスもプリント基板に当たるので、カットしておきます。



ボディを戻して、上記の通りCV値を設定して完成です。

さて動画です。今回エンクロージャなしでダイキャスト直付けにしていますが、十分な音量が確保できていました。

2023年12月30日土曜日

SmileSound Slim USBをTOMIX485系に搭載する

 スハフ12に続いて、TOMIX製485系300番台に搭載してみました。

今回もフォロワーさんの車両で、加工記事を書かせていただきました。もちろん、搭載するのはMT54サウンドです。

今回の、SmileSound Slim USBの配線はこちらのとおりです。


基板のレイアウトを考えます。SmileSound Slimでは基板上にコンデンサが搭載されていますので、スピーカーをトイレ部分に隠せます。


基板に当たる柱を切って仮に入れてみて、窓から中の様子を確認します。コンデンサは少し見えますが、目立ちません。


レールへの配線部(プリント基板の耳の部分)をドアの反対側にして、この部分で給電することにします。


さらに分解します。TOMIX車両では、モーター配線をとりだすために室内パーツを外さなくてはなりません。

 
モーターにつながる集電バネを外します。


そして、バネの上側に予備半田をつけておきます。


バネの端から配線を引き出します。


このモーターへの配線を車内に引き出すために、バネが当たる位置にピンダイスで穴を開けます。

配線がショートしないように、リューターで集電板の角を落としておきます。


バネが集電板に接触しないようカプトンテープを貼り付け、中央に穴を開けます。


バネをもとに戻し、配線を上にのばします。


室内パーツの穴に通してから室内パーツをもとに戻します。


戻した後に、必ずテスターで絶縁されていることチェックしてください。ここがショートするとデコーダが壊れる場合があります。


次に、レールからの配線を行います。さきほどの集電板の場所(ドアがない側)に予備ハンダをします。


予備半田をした配線を溶かして、短時間で半田付けをつけます。


スピーカーを先に固定します。ドアの位置に両面テープで貼り付けます。


試走のためにまずは線を短くせずに一度はんだ付けします。また室内灯のジャンパ(上記緑枠のJP)をGND側に繋げます。


こんな感じで試走を行います。なお、CV値がデフォルトのままですと走り出しが遅いので、注意してください。


問題なく室内灯とモーター動作、サウンドを確認したら、配線を短くして完成です。


配線が目立たぬよう整えながら、ボディをはめて完成です。

動画はこちらです。なお、今回は搭載直前にデコーダプログラムが更新され、走行特性が変わったようですので、CV値調整については改めて説明します。

なお、485系の加工例は他にもあります。組み合わせによって最適な方法があるので、合わせてご紹介します。

  • KATO 485系 SmileSoundMINO と EC-typeK (屋根裏スピーカー)
  • KATO 485系 Loksound MICRO と EC-Slim (屋根裏スピーカー)
  • TOMIX 455系  Loksound MICRO と EC-Slim  (屋根裏スピーカー)