2023年7月21日金曜日

EC-typeCとPetitDecoderを使った500系新幹線DCCサウンド化

 本日はこちら、KATOのロングセラー 500系新幹線のDCCサウンド化を行います。

今回は、新たなExpBorad、EC-typeC(コンパクトタイプ)を使ってDCCサウンドデコーダ(Loksound5 MICRO)を搭載します。


EC-typeCは簡単にいうと、EXP-NANO2のNEXT18版です。KATO室内灯ユニットをこのExpBoradに置き換えて、DCCデコーダを下側にぶら下げます。もちろん、今回のLocksound5 MICRO以外に、SmileSoundDecoder-MINIやSmileDecoder4808にも対応可能です。今回は使いませんが、トマランコンデンサ用の部品(抵抗、ダイオード)も準備済みです。


動力ユニットはこのグリーン車です。2023年現在、500系はDCCフレンドリではありません。モーターはより大型のGM-5モーターで、室内側からモーター配線を取り出します。


モーター端子と車体集電板の間にカプトンテープを挟み、固定パーツを戻します。からなずテスターできちんと絶縁されていることを確認してください。


デコーダーへの給電はKATO室内灯ユニット用の集電板を使います。EC-typeCをはんだ付けするために先端を内側に水平になるように90°曲げておきます。


EC-typeCを薄めに仕上げる場合は、定規のようなメモリ位置でカットし、そのカット面に合わせて室内灯LEDを取り付けます。今回は車体の設計に合わせて1mmの位置でカットしました。カットした後に、電球色LEDを基板端にはんだ付けします。また、電流制限抵抗(R2,R3は並列)は1.5kΩを使いました。


さきほどのモーター配線をM+,M-に繋げ、テスト用デコーダを使って走行を確認します。写真を撮り忘れましたが、デコーダーの下の造形はカットする必要がありました。


テストデコーダをLokSound5 Microに差し替えます。


スピーカーは反対側、ESUデコーダーに添付されたスピーカーとエンクロージャを使います。低い方の枠をイスに接着します。集電板が近くにありますので、内側から木工ボンドを流し込むようにして隙間を埋めながら付けました。


ライトパイプの固定爪があると上側に配線を通せないので、カットしておきます。ライトパイプの上面で反対側のEC-typeCに配線し、スピーカーを枠にボンドで接着します。


配線を、EC-typeCのS+,S-のパッドにはんだ付けします。この状態で、サウンド書き込みとテストを行いました。


車体の屋根を外して、スピーカーを逃げる穴を開けました。


車体をはめて、ぶつかりがないか確認します。


室内灯の光具合も確認、ほぼすべての客室窓に光が廻っています。


屋根裏には集電改良および牽引力確保のために鉛のウエイトを追加いました。86g=>93gと約1割増強です。


屋根の間のウエイトを挟んで戻し、これでM車は完成です。


なお、M車以外に2両グリーン車がありますので、こちらの室内灯も同じ電球色LEDを使った自作基板に置き換えました。(もちろん、KATO純正品でもOKです)

残りは先頭車です。連結面のボデイと下回りの間にギターピックを差し込んで溝をひろげます。ピックの先端が溝から外れると傷になる可能性があるので慎重に行います。


製品のヘッドライトユニットを取り出します。今回は以前開発したPetitDecoder-KOを使います。アドレス500をパソコンで書き込んだ後コネクタ部をカットし、LEDと集電端子をはんだ付けします。なお、ヘッドライトのLEDは電球色、光を拡散するタイプ(レンズが乳白色)のものを選びました。




交換した状態です。


仮にボディを乗せて、明るく光ることを確認します。たしかに明るくはなりましたが、ライトカバーからLEDの発光素子が直接見えるので、横から見ると眩しいですね。


テールライトも確認すると、やはりヘッドライトの方に光漏れがあるようです。




テールライトの赤いライトパイプには遮光テープを貼りました。また、ヘッドライトLEDの上面半分にもテープを貼り付けて眩しく光るのを遮りました。この後、KATO標準室内灯を組み込んで、元に戻します。


これで、光漏れも改善しました。


試走をして問題なければ完成です!

2023年7月9日日曜日

SmileSound SEをキハ30に搭載する

 nagodenさんから届いた新いサウンドデコーダ(SmileSound SE)の試作品を早速使ってみました。


今回搭載する車両はこちらキハ30になります。実はこの車両、以前EC-Slimを搭載しておりましてデコーダを外したまましばらく休車状態でした。両運転台で室内長が短めで、EC-Slimのデコーダ内側取り付けになり、室内灯LEDの一部がデコーダ基板で隠れてしまう状態でした。

LEDを基板から浮かせていましたが、今回は一枚基板でサウンドデコーダと室内灯を一体化したSmileSound SEを使ってデコーダの影を無くします。


まず、床下の基板を以前改造したKATO基板(改造品)からEC-typeF(Bセット)に換えておきます。EC-typeF(B1セット)は、このように天井裏などにデコーダをつけた場合の中継基板になります。


LEDはKATO基板から移植しました。(行き先幕があるので白色LEDでした)


基板を戻して、モータ配線、ライト配線だけ引き出します。なお、ライトのコモン(電源)は、EC-typeF(Bセット)の基板上に回路がありますので、ライト配線は2本だけですみます。


 SmileSound SEに添付されたタンタルコンデンサを取り付けます。部品と基板両方に予備ハンダを付けると作業しやすいでしょう。


基板の耳たぶはDCCの給電端子です。燐青銅板でちょっと延ばします。


車体に室内灯用の集電板をとりつけ、この端子と壁の間にさきほど加工した燐青銅板を差し込みます。


今回、スピーカーは14x11mmのもの(EC-typeF-Sセット付属)を使いました。エンクロージャを接着した後、SmileSound SEのスピーカー端子に半田付けします。


プリント基板を差し込んだ後、モーター、ヘッドライト、テールライト配線を行い機能を確認しておきます。


一度屋根を外して、屋根裏のパーツをカットしておきます。配線が窓から見えにくいように整えておきます。


最後に、屋根を取り付けて完成です!

2023年4月16日日曜日

885系「白いソニック」にSmileSoundを搭載する

 今日はこちらです。

白いソニックにSmileSoundを搭載していきます。885系はSmileSoundのみオープンサウンドデータが存在します。(Loksound未サポート)


まずはM車から改造します。今回はEC-typeKを使って取り付けますが、485系同様中央のコンデンサ(C1,C2)は使いません。

デコーダとスピーカーの高さを稼ぐため、一度屋根を外して屋根裏カットを行います。


超音波カッターを使うと効率良く加工できます。こんな感じです。左はコンデンサ用の切り欠きです。


EC-typeKに付属しているエンクロージャ(大)を取り付けます。また、左端C5に付属コンデンサ大を取り付けます。極性に注意してください。


デコーダの給電は、室内灯の集電パーツを使って行います。モーターはタブを絶縁して、モーター端子に半田付けします。


当ててみて、寸法を調整します。


配線を繋げましたら、ボディを被せる前にサウンドと走行を確認します。


EC-typeKを屋根裏につけた状態で、最後に屋根を取り付けて完成です。


次は先頭車でです。ボディを外して、構造を確認します。


ライトユニットを自作基板(PecitDecoder-KO)に交換します。オリジナルはネジで止めていますが、交換後はネジなしになるますが、問題なさそうです。



元の基板から集電板を拝借します。



このように車体側は無加工で交換できます。ただ、車体傾斜構造のためか通常よりリセット(消灯)しやすいようでしたので、コンデンサを強化しています(C1の隣に22uFを追加)。



今回、M車以外の室内灯ユニットには、EC-Slimをアナログ組み立てして使いました。先頭車グリーン室のLEDだけは電球色(色温度 3000k)を使いました。E-SlimのLEDは3ブロックに分かれており、その1ブロックだけ電球色にしています。


ボディを被せる前の色の状態です。



色変えした部分はこのようになりました。


早速試走です。また、走行系のチューニングはしていません。


最後にもう一コマ、やっぱり似てますね!

2023年4月8日土曜日

KATO TEE RAeII ゴッタルドDCCサウンド加工

 本日は、だうぶ前に購入していましたSBB RAe Tee II形電車のDCCサウンド加工を試しました。


こちらは、DCCフレンドリなので簡単かと思いましたが、想像以上に面倒でした。


さて、M車のボディを外します。すべての車両がKATOの251系(踊り子)と同様、ボディの下半分が床板と一緒に整形されている構造です。4角のどこかを手でゆっくり引き離すと外れます。251系よりは簡単かと思います。


台車を外した後、動力ユニットを取り出します。


モーター部分には、ダミー基板が差し込んでありました。しかも、なぜか先端に半田の跡があります。この理由は後にわかりました。DCCフレンドリなので、Loksound MICRO KATO JAPAN(58731)に差し替えます。



デコーダのケーブルは白い室内で目立たぬよう白色ケーブルに置き換えておきます。お決まりの絶縁テープ巻きつけをお忘れなく。ここでなぜ、元のアダプタの先端に半田がのっていたかわかりました。デコーダとモーター端子が密着しにくいのです。さらに、絶縁テープを貼ったことで、終電側も不安定になります。最終的に端子部分両面に半田を盛って、接触しやすいようにしました。


デコーダを装着して、ボディとの隙間を使ってスピーカー配線を室内に取り込みます。



スピーカーは14mmx9mmのいつもの大きさ(ESU添付品より少し小型のもの)を使います。スピーカーの形に合わせて内装パーツをカットしておきます。また、ホロが動くので、当たらないように位置決めします。


ボディの屋根を外して、スピーカー部分の屋根裏をカットしします。屋根を戻した後、両面テープで屋根に貼り付けて完成です。



次は先頭車です。先頭車も中間車同様分解しますが、先頭部分の爪が硬いです。壊さないように細心の注意を払って作業を進めます。




当初はMT40さんのデコーダを使おうとしましたが、ヘッドライト・テールライト間の遮光構造が近年の製品と違うようでしたので、オリジナルを再利用、FL12をはんだ付けすることにしました。


あと、製品はヘッドライトLEDが黄色でしたので、電球色LED(サイドビュータイプ)に付け替えます。


LEDの点灯を確認しましたら、室内灯ユニットと導光パーツを取り付けます。他の手持ちに合わせて室内灯はアナログです。室内灯クリア(白色)にカラーフィルタをつけたもので少し落ち着いた色にしました。



ライトの点灯の様子です。電球色LEDのため、ライトの色も自然になりました。


中間車にも室内灯を搭載します。なお、食堂車だけはテーブルランプが白でしたので照明を電球色にしています。





ちょっと暗くして比較、色の違いはこのくらいです。


ESUのサウンドライブラリから TEE RAeII Gottardo を書き込んで完成です。試走の様子です。これができたら、やはりTEE RAmにもサウンドを搭載したいですね。


後日談

動画の中で音に合わせてヘッドライトが消えています。



どうもデコーダの調子が悪いようでしたので、コンデンサを交換しました。(タンタル10uF=>セラミック22uF/25V)。交換後は問題なしです。