2022年3月18日金曜日

VT18.16(BR175)のDCCサウンド化

 本日は、VT18.16のDCCサウンド化のご紹介です。この車両は電車の吊り広告(タバコのキャスターのポスターです)で初めて見て印象的でしたね。ホームページで紹介されている方がいるので、リンクを貼らせていただきます。この記事を読んで、元東ドイツのDRESDEN駅だと知りました。


製品はもちろんKATO製です。写真は、DCC化、室内灯搭載点灯、ヘッドライト電球色化をした後の姿です。

さて、DCC加工についてのご説明です。TGVと同様に連結面の隙間からボディを外します。この部分にKATOの愛称幕回転用のドライバや竹串を差し込んで、片側ずつ爪を外していきます。


先頭車の片方がM車になっています。分解すると、中央にデコーダー搭載スペース?が準備されています。


まずはデコーダの前に、室内灯取り付け方法を検討します。最近の構造とちょっと違いってまして、古い電球タイプのユニットに合わせた設計のようです。


そこで予備品となっていた電球時代の室内灯ユニットのケースを使い、チップLEDに付け替えて、LED室内灯を実現しました。LEDは再度ビュータイプのお腹を合わせて双方向で点灯するようにして抵抗(1.5kΩ)をつけて電線を絡めます。


導光パーツは最新(室内灯クリア)のものを使いました。そのまま取り付けるときつめでボディが膨らみ気味でしたので、窓側の爪をデザインナイフで若干カットしています。


さきほどのユニットをとりつけると、このようにピッタリです。


さてM車の改造を続けます。台車を外します。

床板とメカイスを外します。


プリント基板をとりだします。


中に入っている基板はこんな感じです。

まずヘッドライトは黄色LEDでしたので、手持ちの電球色に交換しました。


 こちらの基板にはデコーダ配線用のパッドが6つ準備してあります。ただし、コネクタ間がアナログ運転用にパターン配線でつながっていますので、上記写真の4か所をリューターでカットします。 

ピンアサインはこのようになっています。電気的にはNEM651規格と同じなのですが、並びは異なるので注意が必要です。また、モーター側はスピーカーを乗せるために、ダイオード2個と温度ヒューズを外してしまいます 。


ここにNEM651とNEXT18アダプタの変換回路を取り付けます。今回は、Loksound5 Micro付属のアダプタがありましたので、それを使いました。なお、LEDのプラスコモンをつくるためのダイオード2つをはずしていますので、デコーダからのプラス電源(青色ケーブル)を配線しています。


基板の改造が済みましたら、モーターを戻します。通常はメカイスパーツとモーターが集電板を押させる爪でモーターが押さえられるのですが、VT18.16ではモーターは挟まれているだけなので、反響音が大きめです。そこで、モーターの脇に紙を挟んでぐらつかないようにしています。


まずは、試しのNEXT18デコーダでライト、モーターの動作を確認します。


並行してスピーカーの取り付け場所を決めます。今回はこのLEDの後ろのスペースに搭載するため、エンクロージャと当たる部分を超音波カッターなどで取り去ります。


Loksound5 Microとスピーカーを取り付けて、再度ライト、モーター、サウンドを確認です。


もう一方の先頭車にもデコーダを取り付けます。今回は昔購入していたロクハンのデコーダを直接配線しました。


床下を戻すとこんな感じです。動作確認した後にボディをかぶせて完成です。T車についても車端からボディをはずして室内灯を取り付けます。



中間車にも室内灯を入れて完成です。この車両はゆっくり堂々と走らせるのが似合いそうです。