2025年1月1日水曜日

【TM-Slim】ポイントマシンをスリムにする

「TM-Slim」はプリント基板で構成され、内臓モーターで駆動するポイントマシンです。 昨年報告したポイントマシン TM-UY の細形タイプになります。


まず、先に新基板のパーツを紹介です。本体は2枚基板、ポイントを操作するレバーは2枚構造で、ポイントトングレールをバネで押し当てる構造になります。


部品はこのようになります。これにオプションでLEDやリレーを搭載することができます。



早速、組立方法のご紹介です。まずは、表面実装部品(ダイオード4個)をはんだ付けします。


ねじでマイクロスイッチ2つをねじ止めし、スイッチ端子を真下の基板にはんだ付けします。

基板はサンドイッチ構造になりますので、その柱(ピンソケット 2Px5か所)をはんだ付けしておきます。仮止めなので、片側だけはんだ付けすれば良いです。

ピンソケットにピンヘッダをつけて一枚の基板を載せてから、両面(2P)をはんだ付けします。


LEDを付ける場合は、LED本体を穴に入れてはんだ付けするといい位置に決まります。


次に、レバーを組み立てます。まず、レバー間のバネを曲げます。


バネをはんだ付けします。このように板の角を利用して押さえて上からフラックスを流して半田を溶かすと楽です。


それをスライドレバーに組み込み、ナットフォルダーをねじ止めします。


スライドレバーを2つを両側にワッシャを入れてネジ止めします。写真のスタッドなどをはめる場合には、レバーの前に装着するとよいです。


モーターに仮配線を行いモーターを回しなら、ナットを引き寄せます。


モーターを定位置に収め、モーター配線を行います。


この状態で一度動作確認するとよいでしょう。


上側基板をはめて動作をしました。モーターで駆動する第一スライドバーは10mm、ポイントに直結する第二スライドレバーは6mm可動します。

また、オプションのリレーを搭載するとこのようになります。A側、B側のリレーはそれぞれのLED点灯タイミングで励磁し、ポイント駆動に対しても不要な短絡を回避する「非オーバーラップ接点」となるように可動します。レイアウトとの配線は、手前のタブを使ってください。


2024年12月30日月曜日

【新ExpBoard】国鉄9600型(マイクロエース)のDCCサウンド搭載加工

 本日はこちら、マイクロエース9600のDCCサウンド加工です。


今回は、Smilesoundの初めてのSL組み込みなので、なるべくテンダーの重量を稼げる石炭だけが積まれている車種を選んでいます。また、車輪は従来の銀メッキ品です。


利用するのは、SmileSoundMINI NEXT18と、マイクロエース専用ExpBoardです。詳細は確認していませんが、他のマイクロエース製品にも利用可能だと思います。


まず、ExpBoradをテンダー床に当ててみます。左が前で、エンジン側に連結するネジ穴を避けています。


早速改造に取り掛かります。床についている集電板を外します。


基板を当てて、集電板の位置を決めます。右(エンジン側から)3つ目の目盛りにバネ板中央の穴を合わせます。

ピンセットの先で固定し、フラックスを塗って中央の穴からはんだ付けします。


両側をつけたら、グンゼ薄め液などでフラックスをよく落とします。



基板をテンダーに入れて、集電版の先端を床の溝に入れます。


できた基板をテンダー側面をつけてから上から当ててみます。また、ウエイトの形状などから、どのようにスピーカーとコンデンサをつけるか考えてみます。



9600の場合は集電板へのバネが短くてよいので2mmほどカット、床板を軽く削りカプラー上に薄型高分子コンデンサ(220uF)を付けることにしました。


基板に溝を入れ、コンデンサからの配線を上面のコンデンサ用パッド(C+,G)にはんだ付けします。

さて、テンダーパーツの加工を始めます。


エンジン側へモーター配線、ヘッドライト配線を出すための切り込みをテンダーとその床に入れます。


前の穴をさらった後に、M2ビスを瞬間接着剤で止めます。



スピーカーは15mmx11mmサイズ一番薄型の手持ちを使いました。こちらを石炭パーツの前寄りにつけて、後ろ側はプラ板で塞ぎます。さらにスピーカー周囲から空気が漏れないように木工ボンドを盛ります。


まず、9600のスマイルサウンドデータを書き込み、事前にN18チェッカーでサウンドやファンクション、モーター出力を確認します。


ExpBoardにスピーカーを配線します。


スピーカーのサウンドが歪まないかテストします。



補重としてスピーカーの後ろ側に石炭裏側の形に合わせて鉛板を積み重ねます。


このようにサウンドデコーダの上にスピーカーとウエイトが載る形になります。


テンダー側面を床板に接着します。失敗時に外せるように木工ボンドを使っています。


基板を木工ボンドで止めて、デコーダを取り付けます。



デコーダの部品(コンデンサ)に当たる部分には、少し切り込みを入れます。


スピーカー配線を短くしてはんだ付けします。



石炭パーツの断面に木工ボンドを塗り、はめ込みます。通電してサウンドが鳴らないなら、接着剤が乾く前に一度外して点検します。


エンジン側を分解します。



モーターを取り出して、テストを行います。


連結部をさしこみ、ワッシャ(製品で使っていたもの)とM2 x 6mmのネジで止めます。



ヘッドライト配線をおこないます。こちらは昔LED化してあり、そのマイナス側をボディからうかして繋ぎます。



ボディを装着する前に、全体の機能を確認します。


これで、完成です。



サウンドの詳細調整はまだですが、テスト走行の様子です。

追記:サウンド調整結果
速度設定 CV2=10,CV5=80,CV6=30
BEMF CV10=0(OFF)
パルスアシスト機能 CV64=10,CV65=90



2024年12月7日土曜日

【新ExpBoard】江ノ電500形のDCCサウンド加工

 箱根登山鉄道に続き、modemo製 江ノ電のDCCサウンド加工の紹介です。


今回の車両はこちら、江ノ電500形になります。



ExpBoradはこのように収めます。モーターがない右側にデコーダなどを搭載します。左側もExpBoradを用意していますが、ライト点灯しない場合はExpBoardを使わずに、その分エンクロージャを大きくとることにしました。


まず、停電対策として薄型高分子コンデンサ(220uF)を一つはんだ付けします。集電が悪ければもう一つ取り付け可能ですが、今回の手持ち車両では1つで十分のようでした。


そして、コンデンサ脇の部品は車両側ウエイトにふれてショートする恐れがあったので、テープで絶縁しておきます。



基板からレールからの集電線・スピーカ配線・モータ配線を引き出します。今回は集電配線、モータ配線は2.5cm、スピーカ配線は5cm(もう片方は6cm)にしています。



デコーダの裏側にも絶縁テープを貼り付けてコネクタに装着します。



レールへの配線は、車両の燐青銅板に直接はんだ付けしています。プラスチックが溶けないように温度調整可能なこて先で素早くはんだ付けします。


モータとスピーカ配線は幌の中を通します。モータ端子に当たる集電板を曲げてテープで絶縁しておき、その後デコーダからのモータ配線をはんだ付けします。



スピーカーは14mmx9mmサイズ、これに同一サイズのエンクロージャ(タトラT3用)を接着します。


スピーカ配線をはんだ付けします。


ここで、一度試走をしておきます。スピーカがウエイトなどに接触せぬよう配線をテープで仮固定しておきます。


問題なければ、スピーカを入れて取り付け位置を決めます。



超音波カッターで角穴を開けます。ボディに傷をいれないよう注意してください。


再度スピーカーを当てて問題ないか確認します。


スピーカ接着前に全体を見直します。なお、右側(デコーダ側)はこのままボディを被せるだけで固定は要らなそうです。


屋根裏に木工ボンドの点付けでスピーカーを接着します。木工ボンドですので必要ならば外すこともできます。



ボディを被せて完成です。気になっていたスピーカーと動力シャフトの間にも1mm以上隙間があります。



音源は多少異なりますが、のんびり走る姿がなかなかですね〜