2022年7月3日日曜日

ED75のサウンド加工

 先日発売になりましたKATO ED75 0番台に、DCCサウンド加工を行います。加工手段としては少し前に手がけたEF71と近いかもしれません。

今回使ったED75とサウンドデコーダ (LokSound5 Micro direct kato USA 58741)です。


ボディを外して、台車間パーツを確認します。以外と大きいので、ESUの標準スピーカ(15mmx11mm)を使います。


ESUのスピーカー、エンクロージャに合わせて床下パーツに穴を開けます。これが一番時間がかかる加工です。


はめ込んで木工ボンドでゆるく止めます。


乾いたら、ボディと短絡しないように端子部分にカプトンテープを貼ります


車両のプリント基板を外し、モーター端子とその押さえパーツをloksoundに取り付けます。なおこの黒いパーツは電子部品と当たる部分をカットしたり薄くしたりすると良いでしょう。


スピーカーを取り付けて、配線をモーターとフライホイールの間を通します。


スピーカー配線を取り出した後、デコーダを差し込みます。


取り付けたらモーター配線をつなぐ前に一度試走しておくとよいでしょう


スピーカー配線を繋いでサウンドを確認したのち、オープンサウンドデータ(EF64)の音源を書き込みます。



さて、ボディ側の加工です。まずはloksoundの位置を従来基板とボデイに合わせます。


大きいコンデンサと背が高いICの位置を避けるため、今回カットする場所を決めます。


片側のヘッドライト導光材がLEDに当たるので一旦外します。このように、背の高い部品を避けるとボディが下まではまります。


さきほどの、問題の導光材は、このようにデコーダLEDの上にのってしまいます。



導光材をいつもの超音波カッターで寸法を調整します。


ヘッドライトの位置が、LEDにあっていることを確認し、屋根を戻します。


ボディをはめて、スピーカーの状態を確認します。裏から見るとこんな感じですね。


横から見ると若干スピーカーが見えますが、今回は音量重視です。なおこの反対側は全く見えません

ナンバープレートとジャンパ栓を取り付けて完成です。


こちらは、ED71とペアを組みたいので、非サウンドデコーダ(MT40さん製品)を手配中です。今日はとりあえず、単機で同時発売されたワム28000を牽引しました。


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