2020年2月2日日曜日

マイクロエースキハ261系のDCC加工(2)

本日はEC--Slimの車両搭載についての解説です。まずは動力車の加工から、説明します。
 
ボディを外します。右側に黒いパーツが見えますが、簡易運転台のライトが点灯する仕様だったのですね。私はここの点灯にはこだわらないので、取り去ってデコーダの収納スペースにします。
 床下パーツを外します。外側からダイキャストを囲む形ですので台車の近くから拡げるようにして外します。
 
  メカイスを外します。マイクロエースのパーツは、TOMIXと比較してツメが折れやすいので注意して進めてください。 
 モータを引き抜きます。また今回はこの端子にはんだ付けすることにします。
(前回の相鉄9000系ではなぜかはんだ付けが出来ず、バネを仕込んだのですが今回ははんだがのりました )
 
配線がパーツにぶつからないようにはんだ付けは小さく行います。配線はメカイスの色に合わせて赤にしました。
再びモーターに装着します。
 
 モーターをダイキャストに戻し、配線を通す場所を検討します。今回は、窓の間の柱で隠れる図の位置からEC-Slimにつなぐことにしました。該当部にΦ1の穴を二つあけました。
  
組み立て前に、忘れずに透明絶縁板の穴を拡げておきます。
 配線を通して、動力ユニットを元に戻します。配線を集電板に挟んで動力ユニットが正常に(静かに)走行するかを確認してください。
 次はスピーカーです。今回は比較的スペースがあるので、nagodenさんのスピーカーセットを使っています。 
 取り付けは写真のとおりです。集電板にKATOの集電板を半田付けして、デコーダの上を跨ぐように加工しました。細かい手順は以前のブログも参考してください。ちなみに室内灯は通電時点灯(J3を利用)ですが、ちょっと明るすぎたのでチップ抵抗(270Ω)を使って電流をちょっと減らしました。
 
 次にT車です。T車は車端からではなくTOMIX室内灯用の穴から電気を取ることにしました。KATOの集電板をこのように曲げます、高さは1cmになるように曲げています。
  メカイスを一度外して集電板の根元を差し込みます。
EC-Slimの耳たぶのところにはんだ付けします。もう片側は、木工用ボンドで貼り付けたウレタンの上に載せます。
 最後に先頭車です。まずは、分解します。
 
 こちらはヘッドライト、テールライト用にデコーダ(LAISDCC)を使います。
 照明ユニットを分解し、床下に接触するバネをはんだごてで外します。

 さらに上面から4cmほどデコーダにつなぐ配線を付けます。
 ケースに穴を開けてこの配線を通します。
 
 集電部分は、EC-Slimをつけてもよいように、左右に穴を広げます。
 
集電板を差し込んでEC-Slimが入るか確認します。
また、さきほどの照明ユイットに配線を通します。

 EC-Slimを集電板にはんだ付けします。また、照明ユニットの配線もEC-Slimにはんだ付けします。
横から見るとこんな感じです。

この状態でレールに乗せて動作確認を行い、問題なければボディを戻します。
編成にして試走です。肝心のDCCサウンドはtwitterでどうぞ!




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