2019年11月17日日曜日

マイクロエース相鉄9000系のサウンド加工(3)

本日は、相鉄9000系の動力車以外のDCC化のご紹介です。
まずは、EC-Slimを準備します。

 左2枚はスタンダードセット相当(LEDは変更あり)、右の7枚はエコノミーイットでデコーダレス組み立てをした基板です。

今回は検証中の新基板です。LEDは電球色(ウオームホワイト色、秋月通販コードI-06426)に変更しています。なお、デコーダレス組み立てでは、ダイオードがコネクタの近くに集中して配置されていますので、少し手間が減るかもしれません。

さて、T車の組付け方法を考えます。この車両はTOMIX幅広室内灯対応ですが、基板を車体に固定できないので、以下の方法を使うことにします。

車両の床板とメカイスの間にはウエイトを兼ねた集電板が入っています。

ここにKATO用集電ばねを差し込んでしまう方法です。

キハ82と同様に2個組み合わせて背向かいに半田付けしてから、EC-Slimのタブにはんっ付けします。

 半田付けするとこんな感じです。

 車両に取り付けます。上向きしているのは屋根に軽くあてるためです。

 あと忘れちゃいけないのは、車体内側の加工です。TOMIX室内灯ユニットを固定するノブをニッパで切り離ししておきます。

 ボディをかぶせるとこの通り、相鉄特有のボックスシートもきれいに電球色に生えます。
さて次は先頭車です。

 今回は、クモハ52系と同様にLAIS DCCを使いました。ユニット加工もそのときと同じです。

中間車両用と合わせて全車両分を製作しました。

 先頭車を分解します。

もう一つの山場、ライトユニットの加工に入ります。

裏側には集電板に充てるバネがあるので、それを半田ごてで外します。

 バネをはずしたパッドの上面から細い線で引き出しします。

遮光ケースに0.7Φ(今回の例)の穴をあけて客室側に配線を取り出します。
 
 EC-Slimを連結側に挟み込み、ヘッドライト部に配線を繋げます。

 あわてずに、まずは通電テストを行います。

ボディをはめてライトの動作を確認します。


全体の仕上がりはこんな感じで、夜の9000系の色合いも再現できたと思います。試聴はいつものtwitterにて。

追伸:
現在 EC-Slimのエコノミーキットが売り切れとなっておりますが、新基板の検証が済みましたら頒布再開する予定です。

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